目次
あぐりの章(私の生ひ立ち;お正月;衣更へ;七夕様 ほか)
和子の章(戻ってきた母;母と兄、淳之介;母の涙;母のお洒落 ほか)
あぐりの日記
著者等紹介
吉行あぐり[ヨシユキアグリ]
明治40年7月10日、岡山県岡山市生まれ。大正12年、15歳で吉行英助と結婚。13年長男淳之介を出産。14年上京し、洋髪美容師の山野千枝子の内弟子として、修業。昭和4年東京の市ケ谷に「山ノ手美容院」を開店。10年長女和子、14年次女理恵を出産。15年英助死去。24年辻復と再婚。27年市ケ谷に「吉行あぐり美容室」を開店
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
18
娘さんの和子さんも文を寄せていらっしゃる本。和子さんを「あなた」と呼びかけるあぐりさんの優しさが、まるで世のすべての母親の代表のように私には聞こえました。人生って、長い旅なのですね。時代が移り変わっても、あぐりさんのような無邪気さ、思いやりを持った方がいなくなってしまわないことを祈ります。美しい奇跡を描いた本です。2013/05/21
けいちか
0
色々な人の人生について知ることは面白い。2008/08/31
miya
0
好奇心を持ち続け歳を重ねるって素敵だ。自立した老人はカッコイイ。かっこよく老いたくても難しい現実はあるし、この国の老人への政策は長生きは罪みたいになっているけど、かっこよく歳を重ねることを本気で応援する社会は若者が希望もてると思うのだが。久しぶりに息子氏の作品も読もうかなぁ。2010/07/25
-
- 和書
- フランス語その日その日