「死んだほうがいい」が問いかけるもの - 安楽死をめぐる言葉をたどる

個数:

「死んだほうがいい」が問いかけるもの - 安楽死をめぐる言葉をたどる

  • ウェブストアに17冊在庫がございます。(2026年05月14日 04時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000617574
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「こんな状態なら死にたい」「迷惑をかける人は死んだほうがいい」――難病等を理由に自ら死を望むことと、障害者や高齢者に他者が死を迫ることがともに「安楽死」という言葉で語られる。その背景には、何があるのか。死を望む人の根底にあるものをたどり、どんな状況にあろうと、誰もが肯定されながら生きるための言葉を探す。


【目次】

 はじめに

Ⅰ 文学から「死にたい」を考える

1章 安楽死願望の背景をさぐる――橋田壽賀子、森歐外、そして近年の安楽死・自殺の生死をめぐるエッセイより
 「死の恐怖は死そのものより人を悩ます」
 『安楽死で死なせて下さい』――橋田壽賀子の安楽死観
 『高瀬舟』――森歐外の安楽死観
 「生か死か」に揺らぐ天秤はどちらに傾くか
 『境を越えてPart1このまま死ねるか!?』――岡部宏生さんの場合
 『私の夢はスイスで安楽死』――くらんけさんの場合
 『しにたい気持ちが消えるまで』――豆塚エリさんの場合
 死にぞこないの生の肯定

2章 介護文学と「死んだほうがいい」――『ロスト・ケア』、『恍惚の人』、『スクラップ・アンド・ビルド』、『介護入門』を通して
 『ロスト・ケア』――この社会には穴が空いている
 『恍惚の人』――老いは死よりずっと残酷だ
 『スクラップ・アンド・ビルド』――こうして孫をひっぱりまわすこの人は、生にしがみついている
 『介護入門』――《介護地獄》、おお、なんと哀れな貧しい言葉か!
 介護をめぐる文化の成熟のために

Ⅱ 近年の安楽死の議論をめぐって

3章 トラウマ、死の刻印、安楽死希求――障害者運動と安楽死を望む声の対立をめぐって
 なぜ生きる方向を支持すると非難されるのか
 「やっとこれで正当な理由で死ねると思ったんです」
 トラウマによる死の刻印とつながりの喪失
 トラウマと自殺企図の関連性
 安楽死希求の背景に思いを馳せる

4章 安楽死は自殺問題の解決なのか――障害者運動と安楽死を望む声の対立をめぐって(続)
 「安楽死を認めないということは、「私に自殺しろ」ということですか!」
 安楽死における「自殺仮説」
 自殺のハイリスクグループとの連続性
 自殺よりも安楽死が望まれる理由
 安楽死は自殺問題の解決となりうるか
 自己存在に対する脅迫と怯え、そして一条の光としての自殺願望
 浄化されないルサンチマン(怨念)

5章 「ALS嘱託殺人」と隠蔽されたもうひとつの事件
 「生命軽視」の犯罪か、「救済」か
 審理された三つの事件
 「精神障害を有する高齢者殺人事件」の経緯
 事件前後のやりとり
 大久保被告の生い立ち
 死に魅入られている感覚
 死にたい思いへの共鳴と有印公文書偽造事件
 ALS嘱託殺人事件が起きるまでの出来事
 事件現場と法廷での被告の涙
 判決文
 救いと殺人
 「生命軽視の姿勢」の根底

Ⅲ 安楽死の「野生化」

6章 相模原障害者殺傷事件における「安楽死」
 刑事裁判の概要
 女性棟での凶行と、女性入所者の被害の甚大さ
 男性棟における被害者の選別とむき出しの

最近チェックした商品