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出版社内容情報
とある禁忌の魔本を手に入れるため、世界七大ダンジョンを目指すマルスたち。
そのうちの一つを攻略し、さらに新たな仲間・ネムも加わった。
一行が次に目指したのは、雪で閉鎖された極寒の地・ドワーフの国。
だが、いつも優しいリリアの様子がどこかおかしい。
どうやら、エルフとドワーフの間には古くからの確執があるようで……。
マルスの嫌な予感は的中し、一行はリリアがひた隠しにしてきた過去を知ることとなる。
内容説明
とある禁忌の魔本を手に入れるため、世界七大ダンジョンを目指すマルスたち。そのうちの一つを攻略し、さらに新たな仲間・ネムも加わった。一行が次に目指したのは、雪で閉鎖された極寒の地・ドワーフの国。だが、リリアはあまり乗り気ではない様子。どうやら、エルフとドワーフの間には古くからの確執があるようで…。リリアのドワーフに対する嫌悪感を薄々感じながらも、ドワーフの王女・ルチルと共に魔鉱山へ挑むことになったマルスたち。一丸となって攻略するはずの道中でリリアとルチルは対立関係に。そして一行はリリアがひた隠しにしてきた悲しい生い立ちを知ることになり―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
海中を進む手段を求めドワーフの国を訪ねる中、リリアがひた隠しにしてきた過去の因縁を知る今巻。―――憧憬と切望、似て非なる感情は鏡合わせに。ドワーフの国の七大ダンジョン、鉱山でゴーレム相手に戦いを繰り広げる中、リリアの過去を知る巻であり、マルスも仲間も、全員で彼女の事を受け止め進んでいく、ラブな甘さが更に高まる巻である。確かにつかんだのは半分の成果、知らぬ間に揺らめくは謎の冒険者の影。果たして、開かれた海中への道の先、どんなダンジョンが眠り彼等を待っているのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2021/10/27
しらかみちゃん
2
リリアの生い立ちが明らかになっていて、彼女の苦悩に今周りにいる人達が支えになっていました。 物語が進むことが重要だから、えっちぃのが1人一回くらいになっているのは仕方ないですが、ハズキの一巻の頃のようなぶっ飛び過ぎた姿をまた見たくなってきました。2021/11/03
Hirocky synthesis 803
1
面白い。適度にエロ、適度にバトル。そういやバトルの挿絵あんまりないよね?ある?ないよね?2024/06/18
ゆうきゆうき
1
リリアの過去が明かされる。ドワーフとの確執。人間への憎悪。ファンタジー作品でもそういうお約束だからと深く考えずになんとなく置かれている設定にちゃんと肉付けを行った事を評価する。2023/02/08