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出版社内容情報
魔導王国フォンティーユは、欲望のまま生きる魔物『ブラックウーズ』により陥落し、女王レティシアは苗床にされてしまった。
女王の娘であるマリアベルとメルティアはなんとか逃げのび、獣人の美姫フォーネリスが住まう森の王国グラバルトへ向かった。
そこには、魔王討伐を果たした勇者の武具である聖剣がある。それは、最も勇者の血を濃く受け継ぐマリアベルに託されたブラックウーズ打倒の希望だった。
しかし、ブラックウーズもまた、勇者の武器が保存されている神聖な遺跡を目指していた。
その道程でフェアリーを、獣人を、ありとあらゆる雌を貪りながら――。
無慈悲なスライムに欲望の限りを尽くし蹂躪される異世界ダークファンタジー、第3幕!!
内容説明
魔導王国フォンティーユは、欲望のまま生きる魔物『ブラックウーズ』により陥落し、女王レティシアは苗床にされてしまった。女王の娘であるマリアベルとメルティアはなんとか逃げのび、獣人の美姫フォーネリスが住まう森の王国グラバルトへ向かった。そこには、勇者の武具である聖剣があり、それは、勇者の血を最も濃く受け継ぐマリアベルに託されたブラックウーズ打倒の希望だった。しかし、ブラックウーズもまた、勇者の武器が保存されている神聖な遺跡を目指していた。その道程でフェアリーを、獣人を、ありとあらゆる雌を貪りながら―。無慈悲なスライムに欲望の限りを尽くし蹂躙される異世界ダークファンタジー、第3幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
36
前の巻にて魔道王国フォンティーユが【ブラックウーズ】によって落とされ、女王の娘のメルティアとマリアベルが逃げ出したところから始まる3巻。森林王国グラバルトに向かった二人ですが、そこでも【ブラックウーズ】の魔の手が伸びています。最期には聖剣を手に入れたマリアベルによって一矢報いるわけですが、それまでには多くの犠牲があります。まあ、その辺りは今巻でも蹂躙される描写はお楽しみとなりますね。エロだけではなく物語としても十分楽しめる作品です。2025/03/04
しまふくろう
17
続けて購入。絵は相変わらずえっち可愛い。大丈夫かこれと心配になってきた。 物語は勇者の娘が獣人の国へ行ったり襲われたり逃げたりする話。相変わらず容赦のないスライムのブレなさが凄い。いや本人はそこまで意識してないんだろうけども。 続きが楽しみ。2022/06/14
真白優樹
10
勇者の遺した聖剣を取りに、メルティアとマリアベルが獣人の国の神殿へ向かう中、ブラックウーズの魔の手が迫る今巻。―――生まれた希望の裏、絶望は未だ終わらない。 獣人の国の神殿を舞台に、ブラックウーズが知性を得て罠を張り巡らせる巻であり、その罠に捕らえられた少女達が蹂躙される中、一抹の希望が芽生える光のある巻である。だが、希望があれば絶望が映えるもの。果たしてまだ消しきれぬ奴の絶望は、今度はどんな力を以て希望を蹂躙していくのか。世界はまた、どろりとした闇に包まれるのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/10/31
彼方
9
魔導王国を滅ぼした魔物・ブラックウーズが警戒する次の獲物は勇者の娘と聖剣。神聖な遺跡の中でどんな罠が待ち構えるのか…な第3巻。ダンジョン的な要素や勇者の昔馴染みの女剣士、勇者の娘である姉妹の想いに可哀想なフェアリーと…今回も色々ありましたけれど、破滅しその元凶を崇拝する冒険者や王都陥落のパニックホラーと比べるとちょっと落ち着いた巻だった印象。いや、でも比べるとってレベルで充分過激でしたが…覚醒した勇者による人類の反撃、決着。しかしその脅威は…という定番な展開はやっぱりワクワクするオチ。最終巻も期待です。2022/09/18
MERLI
8
祖国を、民を、愛する母親を…勇者の子である2人の姉妹はそれらを奪還すべく、かつて父親が使っていた聖剣を取りに隣国へ。しかしここでも蹂躙の魔の手がさしかかり、仲間が1人、また1人と攫われ、喰われ、犯されていく。姉妹もバケモノの触手に絡め捕られ、2人ともその純血を散らしてしまう…悲しみと屈辱を感じながらも、勇者の聖剣を奪取する事に成功。バケモノは聖剣の前に為す術なくその存在が崩れ去り、この悪夢に一筋の光が差し込んだ瞬間でもあった。…その背後で、新たな悪夢が生まれた事に誰も気づけなかった。2022/01/11