ダッシュエックス文庫 無駄飯食らい認定されたので愛想をつかし、帝国に移って出世する―王国の偉い人にはそれが分からんのです

相野 仁【著】

集英社（2019/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 263p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086313421
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ルッツがこれまで暮らしてきた王国は、平民は出世することができず、努力を否定され、時間外手当も出ない過酷な国だった。
ついにルッツは愛想をつかし、出自に関係のない完全実力主義とされる帝国に引っ越すことに。
そこは努力が評価され、他人とは違う発想が認められる素晴らしい国だった。
さらに、王国では無価値とされたルッツの様々な魔法は、帝国では分隊長レベルに匹敵する驚異的な能力であるという。
やりがいがある環境で正当な評価を受け、報酬を受け取り、立身出世の道も進める。ルッツはこの新天地で頑張ろうと決意する。
圧倒的速度で出世する魔法使いの異世界無双ファンタジー!!

内容説明

ルッツがこれまで暮らしてきた王国は、平民は出世することができず、努力を否定され、時間外手当も出ない過酷な国だった。ついにルッツは愛想をつかし、出自に関係のない完全実力主義とされる帝国に引っ越すことに。そこは努力が評価され、他人とは違う発想が認められる素晴らしい国だった。さらに、王国では無価値とされたルッツの様々な魔法は、帝国では分隊長レベルに匹敵する驚異的な能力であるという。やりがいがある環境で正当な評価を受け、報酬を受け取り、立身出世の道も進める。ルッツはこの新天地で頑張ろうと決意する。圧倒的速度で出世する魔法使いの異世界無双ファンタジー！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りんりん]

★★☆

2020/03/18

[nawade]

★★☆☆☆Web版未読。平民が顧みられない王国に愛想をつかし、完全実力主義の帝国に移民した主人公の薔薇色の新生活を描いたファンタジー。さすおにならぬ、主人公へのさすルッツぶりと帝国Sugeee!っぷりが凄い！主人公上げが目立つなろうの中でも、その上げっぷりは特筆に値する。もっとも冷静に考えると当たり前のことを当たり前に評価しているだけなので、帝国Sugeee!じゃなくて王国Hideee!なだけなのだが。あまりにも上げ上げすぎてSugeee!て何だったっけ？とSugeee!がゲシュタルト崩壊しそうになった。

2019/11/22

[真白優樹]

血統主義により平民は出世できぬ王国で辛酸を舐めていた魔法使いの青年が、完全実力主義の敵国に移籍しどんどん出世する物語。―――ここは理想のフロンティア。夢も希望もここにある。　血統主義が邪魔をして評価されずにいた最強の力が、正当な評価という水を得てどんどんと芽吹くこの物語。青年が沢山の初めてを経験して取りこぼしていた全てを取り戻す、そんな温かさと一種のほのぼのに満ちた物語であり、心の奥にある燻りに火を灯してくれるかもしれぬ面白い物語である。出世の先、どんな未来が待っているのか。 次巻も須らく期待である。

2019/11/23

[尚侍]

面白かった。文字通りノンストレスで読めるライトノベルと言ったところで、さくっと読むことができました。これだけの差があるにもかかわらず王国と帝国との間の勢力分布はどうなっているんだとか、細かい点を突っ込みだしたらきりがありませんが、そのあたりは作者もあとがきで書いているとおり「ブラック職場のソルジャーからホワイト職場に移った」という視点で見れば気にならないので、その線で読むのがいいと思います。個人的には初巻だけで十分ですが、これだけ軽い内容であればあまり本を読まないという人におすすめしたいですね。

2019/12/01

[ろびん]

★★★★★好み本。今後が気になる

2022/09/06