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出版社内容情報
『セイレーン』に対抗すべく設立された『アズールレーン』。セイレーンとの長いこう着状態の中、戦いは理念を違えたアズールレーン各陣営同士のものへと発展していく…。ロイヤル陣営所属のメイド長ベルファストの日常を描いたスピンオフ!
助供 珠樹[スケトモタマキ]
著・文・その他
「アズールレーン」運営[アズールレーンウンエイ]
著・文・その他
raiou[ライオウ]
イラスト
内容説明
人類の立場は、海から現れた異形の敵『セイレーン』によって一変した。未知の敵に対抗するために人類は軍事連合―『アズールレーン』を設立する。セイレーンの侵攻を食い止めるが、撃退するのは叶わなかった。長いこう着状態の中、各陣営の理念が表面化し、陣営同士の争いへと発展していく。その戦いの最中、激戦地からもっとも離れた軍港があった。ロイヤル陣営に所属しながら、メイド長としての仕事をこなす、銀髪の美少女。彼女はロイヤル最大の巡洋艦、エディンバラ級二番艦であり、名をベルファストといった。そんな彼女のドタバタな日常が幕を開ける!!大人気ゲーム『アズールレーン』スピンオフ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
11
今、艦これに勝るとも劣らぬ力を付けつつあるアズールレーンというゲーム。そのスピンオフの始まりとなるこの物語。元からして自由度の高い舞台であるのか、登場人物達が割と自由に動き回っているも、ロイヤルという事もあってかどこか気品高く格調高い空気が流れており、メイドでもある少女を主人公にしている事もあって、どこか背筋が伸びるような魅力がある物語である。スカート翻し、今日も彼女は走り回る。そんな彼女が好きな読者様はお楽しみいただけるのではないだろうか。ノベライズとしてもレベル高めな一冊である。 うん、面白かった。2018/06/24
彼方
7
アズールレーン初の公式スピンオフノベルはベルファストを主人公にしたドタバタコメディ。未知の敵、『セイレーン』に対抗するべく設立された軍事連合『アズールレーン』…しかし理念の違いから各陣営の争いに発展していく…というシリアスなあらすじとは裏腹に陣営関係なく皆わいわいしてますね。描写も掘り下げられる媒体な分若干公式二次創作といった感じで、完璧超人な面の強いベルファストの色々な人間味が強調されているのが特に印象的。漫画版アンソロジーのようなインパクトはないもののイラストも高水準で纏まった作品になっておりました。2018/06/27
コロンブス
7
ソーシャルゲーム「アズールレーン」の人気キャラクタ、ベルファストを主人公としたスピンオフ小説。仕える王妃クイーンエリザベスや姉のエディンバラ等のロイヤル陣を中心に、ユニオンや鉄血といった他陣営のキャラクタも登場して賑やかな作風。数多の部下を抱え、己の職務に誇りを持つ彼女の知られざる内面をはじめ、水着姿の撮影会や日本酒を飲んで酩酊して豹変する等、様々な喜怒哀楽の姿を楽しめる一冊。物語内で徹底して指揮官(プレイヤー)を出さず、彼女とその周りにスポットが当たるようになっている為、違和感無く物語を楽しめる。2018/06/26
アーサー・エリス
3
アズレンの公式スピンオフ一発目は、ベルファストを軸にロイヤル陣営の日常を描く。仕事人間なベルが真面目さ故に迷走したり、日常を満喫しようとする姿は時にクスリ、時にほっこり。ベル以外の艦船少女が掘り下げられているのも嬉しく、ドジながら時に姉っぽい包容力を見せるエディンバラやガリ勉ながら駆逐艦らしい子供っぽさも見せるニーミ、イラストリアス姉妹などの日常が描写されたのもよかった。泣き上戸のネルソンはツンデレのお約束とはいえ破壊力大。ただ、エリザベスがあそこまで俗っぽいキャラなのは意外だった。次回にも期待できそう。2018/06/26
アリス
0
寮の見取り図が欲しかった。2019/12/27