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出版社内容情報
奪われたコアとアリアを奪還しに、ストレルカを目指すシン一行。ライトフライヤー号を攻撃されて収容所に収監されてしまったシンたちだが、そこで出会った謎の少女・ナスターシャと共に反旗を翻す!!
内容説明
軍事大国ストレルカの将校セルゲイによって、流星プラントのコアとスピカの双子・アリアを奪われたシン。自称天才巨乳美少女科学者のオリビアの助けを得て、飛行艇ライトフライヤー号で奪還に旅立ったシンたちだが、ストレルカの圧倒的な軍事力の前に捕らえられてしまう。牢獄で出会った謎の少女・ナスターシャに導かれ脱出したシンたちは、仲間と共に反旗を翻す。だが、ストレルカでは世界を巻き込むセルゲイの怖ろしい計画「プロジェクト・オブイェークト」が動き始めていた…。新世代“星屑と蒸気の冒険譚”、待望の第3巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
ストレルカの将校セルゲイに奪われた流星プラントのコアとスピカの双子・アリアを奪い返すためにストレルカに向かった第三弾。捕らわれた状態から反体制派と組んで大逆転劇だった今巻でこの物語も完結とのこと。著者によると今後の構想もあったようですが、一巻目が単体としてうまくまとまっていたため、蛇足になってもおかしくなかった続刊の流れを何とか着地させたかなという印象。可愛いキャラがよく動いていた分、ストーリー構成の部分でもう少し意外性というか、もう一工夫あると良かったかなとも感じましたが、その辺は次回作に期待ですね。 2015/01/25
まりも
15
ストレルカの将校セルゲイに奪われた流星プラントのコアとスピカの双子アリアを奪還する為にストレルカへ向かう話。全体の構造が1巻と似ていたせいかそんなに盛り上がれなかったのは残念。悪役が最後まで悪役らしい下種さを持ったままなのは良いんですがそれも含めて目新しさが無かったかなぁと。スピカを中心としたヒロインとのやり取りは賑やかで楽しく、其々の魅力を出せていただけに残念。何にせよスピカの可愛さをもう少し味わいたかった気もするが綺麗に終わって満足です。2015/01/27
ひのえ
5
やけにあっさりしていたけど、綺麗に終わってよかった。ナスターシャの人間性はなかなかかっこよかった。彼女やアーニャはちゃんと仕事したけど……なぜだろう?シンが仕事した記憶がほとんどない。また、セルゲイに敵としての魅力がない等、所々惜しくはあるが、キャラが可愛かったから良しでしょう。2015/02/03
真白優樹
5
敵の将校に奪われたものを取り返しに行く中、反体制派と協力することになる今巻。・・・やっぱりセルゲイは外道だったな。というかこの物語の敵役は基本的に自分勝手な理屈を振りかざして暴れるような奴らだったからこそ清々しく読めたのだろうか。・・・というかスピカがいるにも関わらず全方向にフラグを立てるシンって本当に優柔不断なんだよな・・・いや、当人はスピカ一本で絞っているとは思うが、もう少しきっちりしたほうがいいんじゃないだろうか。ナスターシャはいいリーダーだったな。 もう少し長く読みたかったが残念、いい物語だった。2015/01/27
sasashin
3
おそロシア!そんな簡単に政治体制がひっくり返るわけねーだろ!詰め込みすぎだ!/この作品だけの問題ではないのだけれど、帝政国家の姫を扇動者にして民主制への移行を描く、という物語のパターンはそろそろどうにかした方がいいのではないか。まあ、学も品もある美貌のカリスマ女子が、なんと市井に転がってました、というより、実は衰退した国の姫でした、の方が納得感あるし萌えるんだけど、それってなあ……。2015/02/26