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出版社内容情報
第11回スーパーダッシュ小説新人賞特別賞受賞作!!
突如出現した敵・影獣との戦争に学生さえ動員される時代。幼馴染みである祥陽、飛鳥、鴻と共に生き延びるために戦っていた伊月は、ある時謎の発光体によって命を救われ、大きな「力」を託される…!!
内容説明
突如現れた人類の不倶戴天の敵『影獣』との戦いに、学生さえも動員される時代。学徒部隊・天宮隊の隊長を務める天宮伊月は、幼なじみである隊員たちと共に、生き延びるための戦いを続けていた。ある時、影獣に追い詰められた伊月たちは、謎の発光体によって命を救われ、大きな『力』を託される。彼らはそれぞれ託された力を手に戦場へと向かう。その先に戦争のない平和な世界があると信じて。だが―!?第11回SD小説新人賞特別賞受賞作。
著者等紹介
涼野遊平[リョウノユウヘイ]
『伊月の戦争―終わる世界の物語』で、第11回SD文庫小説新人賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギンレイ
5
【崩す、平衡】 謎の敵と戦争が続く世界。 幼馴染の4人は学徒として戦場を駆ける。 ある時光る存在に出会った事で強力な武器を得るが―― キャラの哀しみとか強がりの表現はそれなりかなぁと思える、荒廃した世界での戦場×ファンタジーです! 評価は ★★★★★★★☆☆☆ 7個星です!!2014/01/24
ころん
4
突然現れた「影獣」との戦争状態にある日本。学生も徴兵され、伊月も幼馴染の祥陽と飛鳥、鴻を率い、学徒部隊・天宮隊として戦っていた。影獣に包囲されていた4人は謎の発光体に助けられ、絶大な力を持つ概念兵器を授けられる。セカイ系ラノベと聞いて。タイトル通りの話で、伊月が見て、聞いて、知った戦争の真実。閉塞感すら覚えるような、とても小さな世界での、ごくごく個人的な話。ところどころ良いなって思うところはあったけど、あと一歩が足りない印象。惜しい。2012/12/22
ふすま
2
それぞれの場面で見るとキャラの心情に共感できるし盛り上がるんだけど、世界設定にツッコミ所が多すぎる。あと描写不足や装飾過多で何が起きてるのかわかりにくい部分も多い。2013/12/29
ズカ
1
戦争に近い世界観、影獣と戦うという熱い展開。お互いに仲間を信じているからこそ、乗り越える強さ。王道に近いので楽しめる部分があり貫くと思っていたら、最後の辻褄合わせは予想できなかった。あとがきにあった、元からの何ページぐらい削ったんだろうか...2013/07/27
からから
1
敵の設定で某作品を連想したのは自分だけではないはず。そして英雄隊の胡散臭さ半端ねぇなと思っていたら、やっぱりであった。 まあ、いいオチで良かったんじゃないかな。あまり好きではないけどね。2013/06/08