集英社スーパーダッシュ文庫 終わりなき夏 永遠なる音律〈下〉

砂浦 俊一【著】/ファイアージュ【原作】

集英社（2010/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 303p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086305341
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

澪の東京行きが延期され、ほっと胸をなで下ろす音楽部一同。巧は廃校式で演奏することが決まったオリジナル曲の作曲に勤しみ、他の部員は演奏の練習に励んでいた。だが、台風による土砂崩れが起こり、楽器もろとも部室が埋まってしまう。廃校式の開催日が迫る中、巧たちはこのピンチを切り抜けることが出来るのか―！？ファイアージュ原作の人気ゲームのノベライズ化、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いざなぎ]

夏。田舎。廃校。いいですね。そういうのがテーマになっているものが大好きです。

2013/07/01

[すたれびと]

φâgeの美少女ゲームが原作のノベル下巻。最初は部活を中心とする主人公とヒロインの人間模様だと思っていたが、関係性というのはそんなに強固なわけではなく...マブラヴと世界観を共有しているらしく後半は疎開・赤紙など近代日本史を専攻している私には聞きなれた（表現としては微妙かもしれないが...）キーワードや表現が出てきたりして、イラストや原作のパッケージからは想像できない展開になっていく。音楽的要素はほとんどないが多少でも音楽をやったことがいる人間としては満足できた作品。

2012/10/25

[なき虫無視]

クロニクルズする前にと思って読んだけど、結構忘れてるな～

2012/03/31

[こうま]

★★★★☆

2010/04/19

[ヨコハマ]

ヒロインズの恋模様が次々と進展していく流れは良かったのだが、結局巧が澪を選ぶ理由があいまいな気がした。自作の例の曲はラストシーンへの伏線ということなんだろうけども、肝心のそのシーンをかなりぼかしているだけになんかあんまり重要には思えなかったし、結局いろんな設定がその後どうなったのかよくわからなかった。とはいえほんと思っていた以上に内容が深い話で満足。原作がその種のゲームだということを隠せばもっと読まれるんじゃないかと思った。

2010/05/12