出版社内容情報
塔矢アキラとの出会いを経て、囲碁に真剣に取り組みはじめた進藤ヒカルは、進学した葉瀬中で囲碁部に入部する。しかし部員はたった二名。ヒカルは大会に出るため、碁会所で出会った三谷を強引に勧誘するが…。一方アキラは囲碁の名門海王中で、その実力ゆえに孤立していた。囲碁に魅せられ、神の一手を求める少年たちの成長物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ましゅ🎀👻
23
私は、小1の時から囲碁をやっています。この本に出会ってからは囲碁が強くなったように感じます。ヒカルがどんどん成長していく姿を見て、私も頑張ろう、強くなりたいなどと思うようになりました。さらにお話も面白くて、全巻揃えました。家族にも先生にも、しつこくお勧めしています… もう、ドキドキハラハラが止まらない!
yk
7
塔矢アキラにしてみりゃ意味わからんよな。顔の見えないネットの世界でって流れはやっと無理のない話になったと思える。ただ、ヒカル目線で読んでいくとなんとも気持ちが揺れ動く。2022/02/12
Gamemaker_K
7
再読、というよりも精読。表情、セリフ、セリフの端々、行間、背景、もろもろのすき間。マンガとはいえ、読み込むことで濃密になるものなのだ。しかし、この巻に登場する海王中との団体戦でアキラが「ふざけるな!」とヒカルに対して激怒するシーンだけは、何度読んでも胸が痛くなり、足早に通りすぎようとしてしまうな。・・・全然関係ないが、高校の頃を知る人から、時折「筒井さんが高校の頃のお前に似てる」と言われることがある。どう評価していいものかわからないが、複数人に言われたので、ここに記しておく。2015/01/30
ドナドナ
1
三谷の話は胸が痛い。あのおじいさんの気持ちを感じられるような大人になってほしいなぁ。ネット碁を始めるまでが意外と早かったのは文庫ならではか。和谷の最初の顔がイケメン過ぎる。2021/07/13
ペコ子
1
碁は詳しくないけど面白い! アキラ強いからって部活で嫌われてるの少し可哀想....2018/08/23