内容説明
「がん」という疾病の基本的な解説から最新の治療法、治らないがんとの付き合いかた。人生の終わり方として、「がん」は認知症ほかと比較して良い死に方ができること。老年期の過ごし方、ターミナルケア(終末医療)の実際から、お金の問題まで幅広く網羅した、「がん」による人生の手じまいのガイドブック。付録として自身の闘病記を収録。
目次
第1部 がんは怖くない(“がん”とはなにか?;がんは予防できる;最新のがん治療 ほか)
第2部 死は誰にでも訪れる(死ぬことの意味;理想の死にかた、がん)
第3部 がんでこの世を去るなら~知識編~(死の恐怖からの解放;終末期の準備)
著者等紹介
三浦猛[ミウラタケシ]
1949年(昭和24年)神奈川県生まれ、75年(昭和50年)横浜市立大学医学部卒、77年(昭和52年)横浜市立大学泌尿器学教室入局後、神奈川県と静岡県の公立病院での臨床経験を経て、85年(昭和60年)米国南カリフォルニア大学(USC)がんセンターに留学。帰国後、90年(平成2年)神奈川県立がんセンターに赴任、泌尿器系がんの診断、治療、再発予防、がんの病名告知から在宅ターミナルケアを行い、2013年(平成25年)がんセンター退職後神奈川県予防医学協会勤務、がん予防医療部部長として人間ドック、産業健診、産業医勤務、がんの一次、二次予防に携わり現在に至る。日本泌尿器科学会専門医、日本人間ドック学会専門医。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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