出版社内容情報
いつ…なぜわたしが死んだのかはどうしても思い出せない
死後、魂となってこの世を彷徨う男の「衝撃の正体」とは──!? 『デッドマンズQ』&『死刑執行中脱獄進行中』『ドルチ?ダイ・ハード・ザ・キャット?』『岸辺露伴は動かない?エピソード16:懺悔室?』奇妙でホラーなミステリー全4編をカラーページ完全再現にて収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かに
32
荒木飛呂彦の短編集。面白い話がいっぱい。ジョジョとはあまり関係ないのかなと思いきや、「岸部露伴は動かない」があったり、「デッドマンズQ」では吉良吉影がでてきたりで心が踊る。この吉良の話は、ジョジョリオンでの登場に通ずるものがあるのだろうか。とにかく、荒木さんは岸部露伴と吉良吉影が大のお気に入りだということがよくわかる。表題作も不気味でおもしろい。死刑と脱獄を同時にさせるというアイディアが奇抜。2013/11/10
Die-Go
28
奇妙なお話が展開されるのはさすが荒木飛呂彦。主人公が誰であろうとその玄関は揺るがない。面白かった。★★★★☆2022/08/09
みや
27
短編漫画4作を収録した作品集。20年経った今読んでも斬新でスタイリッシュということがまず凄い。表題作は正に死刑を躱しながら脱獄を試みる話で、一番好き。ひき肉ミンチマシーンが仕掛けられた壁や電流ソファにニヤニヤした。長閑なのに絶望的な結末も超絶好み。難破した船での青年と猫の攻防戦『ドルチ』では私も著者の後書きと同じことをよく思う。露伴先生と吉良吉影がそれぞれ主役の短編があって非常に嬉しかった。たとえ幽霊になっても吉良吉影はイイ男だ。後書きで短編を4種に分類して考察しているのも面白い。2020/06/18
眠る山猫屋
25
吉良吉影さんに再会できた喜び。なぜか吉良吉影が嫌いになれないんです、変態でも殺人鬼でも(笑)2011/12/28
reeree
19
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4086192772] ・「死刑執行中脱獄進行中」 ・「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」 ・「岸辺露伴は動かない」 ・「デッドマンズQ」 短編集。 「デッドマンズQ」が好き。 いいかげんな性格の岸辺露伴も良いなあ。2016/01/29
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- 和書
- 猫に育てられたドラゴン