出版社内容情報
2022年10月14日(金)実写映画公開!
出演:清野菜名 松坂桃李 / 山田裕貴 内田理央
8月、夏休み。本が大好きな中学生・雫が不思議な猫に導かれてたどりついた場所は…? 気になる少年との出会い、将来の夢、生まれて初めての気持ち…。雫の中で、なにかが変わりはじめる――。スタジオジブリによってアニメ化もされたファンタジックストーリー。
【同時収録】耳をすませば 幸せな時間
解説エッセイ/鈴木敏夫
対談/近藤喜文&柊あおい
あとがき/柊あおい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
72
1989年の連載作品。アニメは知っているけれど、ぜひ原作を読みたい、と思いながら今日の今日まで保留になってました。まさか新刊で買えるとは! 映画のシーンも思い出されるけれど、原作の味わいも、すごくよかった。塗りつぶしなしのページを効果的に使っているのが美しいと思えるし、等身大の中学生生活が感じられる。アニメにある劇的なイベント、たとえば楽器や「カントリー・ロード」、進路にかかわる親子ドラマは、原作にはないのだが、それがかえってさらっと読めて、何よりもマンガらしいデフォルメのシーンが楽しかった。愛読します。2022/10/26
昼夜
60
何回見たかわからないくらい映画が好きだし漫画ののほほんとした空気も好き。今の図書館のシステムではもう味わえない図書カードのドキドキ感がいい。耳をすませばの言葉の使い方が凄い好き。2010/11/04
藤月はな(灯れ松明の火)
53
子供の頃、大好きだった映画の原作。学校帰りのヴィレヴァンの宮崎駿特集で見つけました。映画は進路に悩む中3で雫の姉は大人で聖司君はヴァイオリン作家志望という設定ですが、こちらでは中1で姉も高校生で聖司君は画家志望と大分、違います(猫もムタさんじゃない)映画と原作の漫画は別物だったんだな~。でも漫画もファンタジーが入っているけど、誰もが経験したことのある頃の細やかな感情や季節感の表現の仕方や図書カードや眼鏡などの小物の使い方が素敵です^^2013/11/05
吉田あや
52
「星の瞳のシルエット」が大好きだったから、「耳をすませば」の映画を見たずっと後に原作が柊あおいさんと知ってびっくり!映画とはまた違った柊さんの原作の世界もとっても素敵で、ムタさんとバロンは猫の事務所ならぬ、猫の図書館に登場したり!天沢くんにはお兄ちゃんがいたり、ムーンは黒猫ちゃんでルナちゃんと双子猫ちゃんだったり!原作も映画もどちらも大好きだなぁ♡近藤監督の新しい作品が見られないのがすごく寂しいけれど、これからも何度も何度も映画も原作も読み続けて大切にしていこう。2014/08/26
たるき( ´ ▽ ` )ノ
51
再読。漫画も映画も両方大好き♡♡一生手放さないで、大切に読んでいこう。読むたびに暖かな気持ちと懐かしさをくれる一冊。2016/12/07