出版社内容情報
音石明の放った「弓と矢」により、スタンド能力を持った鼠を狩ることになった仗助。承太郎の落ち着きに反し、姿の見えないおぞましい敵に仗助はビビリ気味。探し進むうち、肉を溶かす能力を持つ鼠に遭遇、なんとか仕留めることに成功するが、実は1匹ではなく…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
26
久々に人間以外のスタンド使い登場。そして核心に迫るためには通らなければならない、杉本鈴美が物語に交わってくる。ここからだ!★★★★☆2021/01/26
寝落ち6段
8
町の誇りは、そこに生きている人たちが創り上げる物。人間のエゴによって生み出されたスタンド能力を持つ鼠が、人間に襲い掛かる「狩り」編。殺人鬼に殺された少女と町の闇、姿を見せた殺人鬼。この辺から物語の根幹に移っていく。集める能力の重ちーとせこい仗助と億泰。その辺に落ちてる小銭を集めれば、町にはどれだけの遺失された経済があるのだろうか。重ちーも狡いが、主人公の2人がまたせこい。第4部は日常に潜む奇妙さをよく描き出していると思う。2021/11/07
JACK
8
◎ マンガ家でスタンド使いの岸辺露伴との対決、狡猾なねずみのスタンド使いとの対決、杜王町で死んだ少女のいる普通の人には見えない路地を描くエピソード、そして大量に小さなスタンドを操って小銭を拾って小遣い稼ぎをするスタンド使いとの出会いを描く。ようやくこの第4部のメインの悪役の姿が垣間見えてきた第4部第5巻。2011/01/01
ラグエル
7
鈴美とアーノルドの霊。ハーヴェスト。2013/06/08
紫雲寺 篝
6
岸辺露伴に圧倒される億泰と康一。仗助の手は!?そして承太郎と仗助は鼠狩りへ!?さらにはこの町に潜む凶悪犯罪者も……!?岸辺露伴の話の中で描かれる仗助の髪型の話が良いね。こういう素直に感動できる話嫌いじゃない。仗助の髪型のわけがしっかり理解できる。鼠狩りも面白い。久しぶりに承太郎の活躍もあって楽しめた。そして吉良も登場。岸辺露伴は味方だと頼もしいし、この人自身も事件に関係があったのか。最後の馬鹿騒ぎも、空気が違って楽しい。作中の町がどんどん知ってる町に変わってる感じがする。あとコマの形にもそろそろ慣れた。2016/11/09
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