内容説明
レフーラにやって来た宝珠は、オニキスらとともに、結界の張られた王宮に潜入する。しかし“見えない壁”があって、謁見室に入れない!宝珠は意を決する。カッラの腕力と、パリスの魔力によって、壁を飛び越えることに成功。謁見室で宝珠の目に飛び込んできたのは、女王オリヴィア、魔族ムロー、妖精サイズのヴァデラッヅ。ヴァデラッヅが呪文を唱えると、部屋が強烈な光に満たされて…。
著者等紹介
野梨原花南[ノリハラカナン]
11月2日生まれ蠍座O型。賞も獲らずにデビューし、売れもせずにほそぼそとやってきた小説屋が、開業9周年を迎える(2001年時)ことを心底不思議がり、ありがたがっている今日この頃である。著作『風の導士候補生の試練』(白泉社)『前田朝日の冒険』『邂逅の季節』『スキャンダル・キス』(ムービック)、コバルト文庫に『ちょー美女と野獣』『ちょー魔法使いの弟子』『ちょー囚われの王子』『ちょー夏の夜の夢』『ちょー恋とはどんなものかしら』『ちょーテンペスト』『ちょー海賊』『ちょー火祭り』『ちょー魔王(上)(下)』『ちょー新世界より』『ちょー企画本』『逃げちまえ!』『あきらめろ!』『都会の詩 上巻・下巻』など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
11
最後まで読んでも誰が先生のお気に入りなのか、そもそも先生が誰の事を指しているのかわかりません。読解力の低下たるや…。魔族たちが異空間に人間を閉じ込めるわけなのだけれど、その背後にいるらしいジールのクラスター王子の目的がわからない。魔術を使える範囲とか、条件などの制約はあるみたいだけれども、バロックヒートとタロットワーク二人に守られるって最強だよね。敢えて冒険をする意味はあるのかしら。作中では2年前から行方知れずになっているというスマート。絶対いいところで登場するに決まっている。うーむ。手に汗握れんな。2022/04/21
こんこん
3
ヴァデラッヅさんまじなにやってんすかどういうことなの。でもって、なんというか、ちゃんと皆「成長」しているなあ、としみじみ。「おとなになる」っていうのは、全然、悪いことじゃない。2010/10/21
naota
2
相変わらずオパールの性格がさばさばしてていいなぁ。記憶なくしてもダイヤモンドにそっくり。オニキスの扱いも変わらずな感じで、笑えます。2012/08/29
てんかす
2
アラン王子のちゃっかりマイペースな感じが好き(笑)ダイヤモンドのあのサバサバした性格相変わらずで好きだなー。オパールもダイヤに似てきたな(笑)なんかもう宝珠は死にそうになるようなことに巻き込まれてばっかだけど(笑)、なんだかんだたくさんの人に陰ながら支えられ、多くの想いを信じて託されているんだって思うと、宝珠が生きてる意味って十分過ぎるぐらいあると思う。2011/06/11
姫ママ=^・ω・^=
1
図書館レンタルで読了
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- 和書
- アメリカと私 講談社文庫