集英社文庫 誰だハックにいちゃもんつけるのは

ナット・ヘントフ

集英社（1986/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 266p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086108126
• NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なま]

★4　『ハックルベリー・フィンの冒険』が一部の父兄によって排除されようとしている。校長は事なかれ主義。本を禁書にして欲しいと願うが、それを聞いた歴史教師と高校司書は猛反発。 差別用語、犯罪、非行・・、生徒に読ませたくない父兄と、知らない事に対し意見は言えない。様々な本を読むことで善悪学ぶ所が学校ではないか？という主張。様々な立場、人種のいる海外の学校で何を学ぶか。 『本の解釈』『自由』って一体何だ！？を問う一冊。

2021/08/12

[はらぺこあおむし]

ナット・ヘントフが亡くなったというニュースを聞いて読んでみました。 学校図書館から内容に問題があるという理由で締め出されようとしている本。検閲に反対する高校生や司書。その本を読んでどう感じるかは読み手の自由。自由を取り上げられるのは私も反対！です。

2017/02/12

[ゆう]

仕事で紹介されてこれは読まねばいけないな～と思っていた本ですが絶版中で図書館でかりました。考えさせられることばかり。いかんせん訳が古いのでちょっと前半しんどかったですが後半はぐいぐい読みました。いつの時代にも起こりうる問題なので、絶版なのが非常にもったいない。新訳で再版しないものかな～

2017/02/11

[りこ]

某、図書館長さんに勧められて読んだ一冊。実は私も似たような事を高校時代にやりました(笑)なので激しく共感。読書なんて大人に押し付けられて読むもんじゃないんだ！