コバルト文庫
棘公爵の花嫁―賭けをしましょう、旦那様

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086018678
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

政争に敗れた父が亡くなり、路頭に迷う寸前だった伯爵令嬢ジゼルを救ったのは、冷酷で人嫌いとの噂の公爵バートラム。亡き父とバートラムの賭けにより、ジゼルは彼の妻に迎えられ…!? 歳の差ラブ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

68
人を簡単に寄せ付けない事が標準装備の人間が他人を懐に入れるとどうなるか。溺愛(こう)なる(笑)。なんともおいしい設定。心を閉ざされ最初は退けられながらも次第に凍った心を溶かし…といった話はよくありますが、この作品のこの過程がなんとも甘い。しかも、前述したような設定は、大抵最終的に氷を溶かしてめでたしめでたしで終わるので、その後の彼らが気になりヤキモキさせられるものですが、こちらは溶かした後も程よく長い。かと言って、過程も無理矢理感なくしっくり纏めあげられています。キュンを大いに楽しめるオススメ作品です。2015/07/11

ぐっち

45
歳の差夫婦、前半のツンツンから後半のデレデレの変化を堪能~。香魚子さんのイラストのジゼルがキュートでお話にぴったりで、何度も表紙や挿絵をみちゃいました。あと、爺コンビがよかったです。2015/07/05

U

33
香魚子さんの表紙が素敵すぎる……! 後半のらぶらぶな二人にニヤニヤしまくりでした。夫婦のいちゃいちゃだなあ。誰にも興味のないレオナルドがいいキャラ。彼には、彼の好みの子ではなくもっと腹黒で擦れてて冷め切っていて計算高い女の子にうっかり落ちてくれたら面白そうだなーとか思ったり。ラスト付近のお父さんの賭けの話にうるっときた。白川さんいつもとちょっと文章違うような……気のせいでしょうか。どちらにしてもそこはかとなく上品で優しく慎ましやかで好きです。2015/11/09

ラナンキュラス

32
自分にとって、いろいろな「素敵」がつまった作品。最初はギクシャクしていても、心を通わせ両思いになり甘~くなる夫婦、二人を心配する執事たち、ヒロインのドレスの描写、庭やヒロインの髪を彩る美しい花、香魚子さんの可憐なイラスト・・・。少女小説の王道で、きゅんきゅんうっとりしました(^o^)

よっしー

30
図書館で発見した白川さんの作品。人嫌いの公爵様の元に嫁ぐ事となったジゼル。人嫌いとありましたが、最初は振り回されている部分もありましたが、それを完全に拒否していないことを思うと、どことなく興味を持っていたのでしょうね。最終的には甘々な二人。これから先も幸せな日々を歩んでいくのでしょうね。王太子殿下が良い味を出していたので…彼の今後も個人的には気になるところです。2022/09/19

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