出版社内容情報
青眼の予知が視せた未来の中で、紫理は遥貴と戦おうとしていた。信じられない紫理だが、身体は疫鬼に浸食され、京の町も闇の力に満ちる…。迦楼羅との運命をかけた決戦の先に……涙と誓いの大団円!!
内容説明
青眼の力が視せた「未来」の中で、紫理は―遥貴と戦おうとしていた。遥貴への想いとは、相反する未来…。しかも、抑えこんでいた疫鬼に紫理の身体は侵食されつつある…。闇の力に満ちつつある京の町を救うため、動き出した二人。迦楼羅と右大臣との運命をかけた決戦の先に待つものは!?今は仲間も、愛する人もいる…!涙と誓いの完結編!!甘々(ドタバタ!?)スペシャル番外編を収録。
著者等紹介
せひらあやみ[セヒラアヤミ]
東京都出身。「異形の姫と妙薬の王子」で、2011年度ノベル大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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粋
2
とうとう完結。ハッピーエンドでよかったよかった。最後の戦いがちょっと物足りなかったけど、終わりよければ全てよしです。亀の出番が少なくて残念。2017/11/13
TAMA
2
私だけの取り方かもですが、小説って、登場人物が勝手に動き出してと作家の思うようにはならなくなっていく。そうなるとものすごく面白いものになってる気がします。それを手綱を取って終わりまで持っていく。これそういう意味で惜しいなと思う。あれ、なんか文章で押し切られたなってところ。2015/07/02
bulbul
0
紫理、遥貴、雅光清光兄弟と迦楼羅らの事情がぎゅっっと詰まった一冊でした。遥貴が拗れるかと思ったら紫理の頑張りで…vv とてもせつなく愛に溢れた完結でした。おまけの三夜でいつものワイワイが戻ってて微笑ましかったです。2015/04/04
マチ
0
どうやって紫理が遥貴のもとへ嫁ぐのかと心配してた。迦楼羅の人として生きていた時の切ない出来事には同情しちゃうけど、彼はこんな憎しみに凝り固まってしまうことなんて望んでなかっただろうになぁ。何はともあれ2人が幸せになれて良かった良かった♪2015/04/03