コバルト文庫 鬼舞―見習い陰陽師と試練の刻

瀬川 貴次【著】

集英社（2011/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 235p／高さ 16cm
• 商品コード 9784086015769
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

陰陽寮で実施された試験で、主人公が落第!?
相次ぐ怪異に、陰陽寮では強化のため試験を実施することに。あることで力を発揮できなかった道冬の成績は最下位に! 陰陽道・天文道・歴道それぞれの劣等生たちは得業生たちと共に合宿することに…!?

内容説明

時は平安。陰陽師を目指して修行中の少年・道冬は、妖に好かれる体質からか、上京直後から数々の怪異に巻き込まれてきた。そんな相次ぐ怪異に陰陽寮は、寮生強化のため試験を実施することに。しかも最下位の者は退寮処分になるという。得業生である安倍吉平に教えを受け試験に臨んだ道冬だったが、あることから不正を疑われ、力を発揮出来ず成績はまさかの最下位になってしまい！？―。

著者等紹介

瀬川貴次［セガワタカツグ］
１９６４年７月２５日生まれ。ノベル大賞の最終候補に残ったのがきっかけで、スーパーファンタジー文庫よりデビュー。現在、コバルト文庫で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダージリン]

吉平も道冬を構いだして、楽しい（笑）。清明様と行近との因縁めいた思惑が少し気になります。そして、ニューヒロインって老婆ではなく、あの巨大な・・・？

2011/11/03

[真理そら]

茨木童子登場？渡辺綱がすでに登場してるから酒呑童子他の面々も登場するかも。行近がだんだん商家の手代のようなイメージになってきた。

2018/05/04

[cherry☆]

シリーズ第４巻。今回は道冬の試験結果や再試験がどうなるかという話だったけれども、それよりもなによりも行近が一体何者なのかが非常に気になってしまった

2017/01/16

[紅蓮]

【再読】吉昌の優等生仮面も少しづつ剥がれかけてきてますが・・・（笑）大春日くんも行く先々で「近頃パッとしない」なんて言われてたら、そりゃああんな嫌味な性格になっちゃうよね。いよいよ茨木も出てきたし、トノサマも道冬に再会出来てますますぞっこんだし・・・（笑）行近の正体やら色々謎は深まって来てますが、さて次は第３のヒロインが出てくるんだっけかな？

2014/05/10

[ネムコ]

見え隠れしていた黒幕が姿を見せた回。茨木童子と言えば、酒呑童子の部下の名前なんだけど渡辺綱と因縁のある鬼なんだよね。まあそこはエンターテインメントですからどうなるかは未知数。しかしこの追試はあんまり意味がなかったような…(^^;)

2014/05/03