出版社内容情報
奪われた記憶。美咲の父の死に秘密が…!?
本店の息子・弘人と結婚式を挙げた美咲。だが美咲の弘人に関する記憶が、何者かに奪われてしまう。初めて会った青年を婿だと言われても…と戸惑う美咲。二人は記憶を取り戻すため遠野へ赴くが…。
内容説明
母は人間だが、亡き父は妖狐。妖怪相手の裏稼業もこなす和風コンビニ橘屋の跡取り娘、美咲に異変が起こった。ある朝、目が覚めると家の中に見知らぬ男がいて、美咲の婿だというのだ。いったいどういうこと!?―どうも美咲の、彼に関する記憶だけが何者かによって奪われたらしい。初めて会ったとしか思えない婿の弘人とふたり、記憶を取り戻すために遠野へ向かった美咲だったが…。
著者等紹介
高山ちあき[タカヤマチアキ]
12月25日生まれ。「橘屋本店閻魔帳~跡を継ぐまで待って~」で2009年度コバルトノベル大賞読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュウ
7
記憶喪失ありがちなパターン。しかし最後で今更そんなことで不安になるって、どうなの?2016/09/05
しゃちおおかみ
4
美咲がやっぱり妖狐として成長せず(強大な潜在妖力があるのはわかったけど)なんで弘人さんがそんなにベタ惚れしてるのかわからなくなってきた。天狐の血脈ありで美咲なんだからそれでいいじゃん!、今さらウダウダ悩み始めんな~!と思っちゃいました。私、これじゃ高子さんだわ・・・。2011/07/07
灯花
3
★★★☆☆ 美咲の成長具合が変わらず…orz色気半端ない弘人さんも周りの美青年妖怪もこんなに美咲を好きになるんなら、私も好きにならせて下さい…ω最後の悩み文は特に。今回は初めて美咲父に触れましたね〜。記憶を蘇らせようとするシーンは必見。次こそは明るい話がありますように!2011/07/11
紅羽
2
ありがちな物語中盤にやってくる「記憶喪失ネタ」。別に嫌いではないのですが、こういうパターンは経緯は違えど、結末は大体似通ってしまいますね。記憶を失った美咲に弘人が必死な感じが良かったです。それにしても美咲は何故こんなに悩むのでしょう。もう少し弘人を信じてあげて欲しいです。それと毎回変わる登場人物紹介のイラストがとても可愛らしかったです。密かな楽しみだったりします。2012/05/04
kinatsu@ただいま休憩中(。_ _)。zzz..
2
定番!?な記憶喪失!悩んだり、必死な弘人が良いですね~♪でもこんなに想われて、態度で示されているのになんで不安になっちゃうのかな…。ちょっとまた弘人がかわいそう。次はそれを乗り越えて、一層絆の深まる2人に期待、ですね!2011/11/06