出版社内容情報
逢えない時間が想いを強くする──。
呪いによって人の姿で逢うことが出来なくなった神流と豊城。豊城が狼の姿となったことを隠すため、豊城の腹心・雷と妹の台与を呼び寄せた。しかし雷は神流が死ねば解決すると言いだし──!?
内容説明
悪神・禍津日の呪いによって、豊城と神流は人の姿で逢うことができなくなってしまった。神流の意識があるとき、豊城は狼の姿となり、神流が眠ると人の姿に戻るのだ。王子である豊城が狼となったことを隠すため、二人は豊城の腹心・雷と妹の巫女・台与を呼び寄せた。しかし、雷は神流が死ねば、すべては解決すると言い出して―!?大反響のジャパネスク・ファンタジー第2弾。
著者等紹介
本宮ことは[モトミヤコトハ]
11月15日生まれ。講談社X文庫ホワイトハートでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
septiembre
4
特別収録の「桜散る」の方が本編より印象に残った2011/06/14
桜華
2
本編と読み切り、どちらも面白かったです。呪いのせいでお互いの言葉を交わせないし、今回特に神流が切なかったけど、二人とも本当にお互い大事なんだなとよくわかりました。豊城はずいぶん甘えっ子になってたなぁ。2011/11/01
藤波
2
描写に遠慮がなく(豊城が割りと簡単に人を殺したり、真先の行動とか)そこが逆に古代日本っぽくてよい。ラブラブなのに結ばれない二人はもどかしいけれど、こんな面白いラノベは久々です!次巻を早く読みたいです。2011/03/25
透馬なごみ
1
まだ続編が出ていないので打ち切りになっているのかと不安。どうか続きが出ますように!イラストで豊城の衣服の右前、左前でイラストが違うのだけど…どっち!?ってなりました。気にしないことにします。とりあえず2人が打倒禍津日をするために旅に出たとこで終わり。終わり方もなかなか好きで、続きが気になる終わり方。どういう風に呪いは解けるのだろうか。早く出よ!気になります。2014/08/15
あん
1
二作目で安心してニヤニヤ出来た。主君を想う余りに家臣が・・・設定好き!!(笑) でも紆余曲折有りつつ、何だかんだ纏まって、次巻は大元倒してパッピーエンドが良いかなぁ。直接話せないからすれ違い過ぎてラブ度一気に下がった感が否めないのでラストが近い気がする・・・。もう一波欲しい処!2012/09/18