出版社内容情報
少女の超絶神話はさらなる高みへ──!
「紅蓮姫」の現・使い手であるターラは、6人目の妖主・雛の君の思惑通りに紫紺の君との戦いに挑もうとしていた。そして母チェリクの身体に入ったラスは、新たな力を得て真の復活を遂げようと…!?
内容説明
破妖刀「紅蓮姫」の第二の使い手アーゼンターラと紫紺の妖主の戦いの火ぶたが今や切って落とされようとしていた…。一方、「紅蓮姫」の真の使い手ラエスリールは、永い眠りから目覚め、母チェリクの身体のなかでさらなる力を得、完全復活の時を迎えようとしている。魔性最強の妖主たちさえをも従えた「雛の君」が仕掛けようとしている新たな「遊戯」とは!?最も激しい聖戦が今始まる…。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シュウ
8
伏線の真相を早く明かして欲しい。曖昧表現が多くて、じれったい。2018/03/30
べべっち
7
【図書館】やっとヒロインお目覚め(^ω^)2015/03/01
鳩羽
5
紅蓮姫の鞘として浮城に保管されているラスの身体、そして魂は蘇った母親チェリクの身体には同居、という状態の主人公。一方、緋陵姫の身体に逃げ込んだ乱華は、半人半妖の少年濫花の身体を乗っとり…と誰の身体に誰の心があるの大混乱。紫紺の妖主に迫っていたターラ達は妖主と戦い、雛の君は妖主達を従えて何か狙いがあるようだが、妖主は妖主で思惑があるようでもある。闇主が大喜び展開もありつつ、少し話が進展したのかどうなのか。2020/01/25
凍矢
5
段々、薄くなってきていますが、その分、やっぱ面白い展開なんですよ。ラスが、ようやくといった感じで現れました。チェリクママさんから、解放、かな?緋陵姫の肉体がどうなってるのかも、見所ですね。2015/07/21
いちのせけい@鬼太郎にあえる街
5
手に取った第一印象。「薄い」。ああ、またまどろっこしい進みかたで終わっちゃったよ。続きはしばらくお預けなのか。きちんとけりをつけてくださることを祈るのみです。2011/02/05