出版社内容情報
経験と観察に基づく〈人間の学〉を目指し,観念・記憶・想像・感覚・印象・信念・習慣・人格の同一性等々広範な精神領域を考察する。イギリス経験論哲学の最高峰。
内容説明
「辺境の城塞や村落を一つ一つ占領するのではなく、諸学の首都であり中心である人間の自然体性そのものに、まっすぐ進撃する」と決意した若きヒュームは、経験と観察に基づく「人間の学」を目指し、観念・記憶・想像・知識・感覚・印象・信念・習慣・懐疑・人格の同一性など広範な精神領域を考察した。
目次
第1部 観念、その起源、複合、抽象、結合等について
第2部 空間および時間の観念について
第3部 知識と蓋然性について
第4部 懐疑論的およびその他の哲学体系について