内容説明
昏睡状態が続くラエスリールにかわり、破妖刀「紅蓮姫」の使い手として闘うアーゼンターラ。彼女と妖貴の死闘はまだ続いていた。暴走する「紅蓮姫」に振り回されながらも、ある奇跡が彼女を救い…?ラスの魂を探し続ける邪羅の前に、遂に柘榴の妖主が現れる。第六の妖主・雛の君の動きが不穏なものになるなか、死んだはずのラスの母がある行動に出て。愛しい暁の姫よ、今こそ目覚めの刻だ…。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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べべっち
7
【図書館】母上登場。さすがというか、なんと言うか…強すぎるわ~(*^^*)2015/03/01
violetta(不定期出没)
5
女性がどんどん強くなる。主人公コンビが全然出番なし。だんだん文語り口が非叙述的にというか詩的に?なってきている気がして、気になる。意識的なのか?2010/08/17
シュウ
4
ラスのお母さんって、本当はこんな人だったのか。2018/03/15
めぐみこ
4
え、チェリクさま!?『紫紺の糸(後編)』での涙ながらにラスの力を封じてるシーンとかマンスラムさまの回想中の「魔王に会ったわ」とかガンディア王妃の「あの方はわたくしたちの誇り」発言から想像してたのと全然違う人だった…!(愕然)最強というか最早最凶。 紫紺の君の今後も心配だが、現城長さんの胃と生え際もなかなか心配になってしまった。2009/11/15
永月莎夜(ながつきさや)
4
まあ話が進むのは期待してませんでしたが。やっぱり死亡フラグ? 白煉とのシーンとか……・。変な言い回しとかくどい文章が減ったのは嬉しい(変な二重否定とかたまにあるが)。しかし戦闘シーンまでもペラくなったような。刊行ペースは今後どうなんだろう、あとがきの『張らなければいけない伏線云々』とか凄く怖いんですが……鬱金だけで10巻越えたりしないよね? お願いだからこの調子で完結させて欲しい。……厦門さんの絵でチェリク見たかったなあ、いや今の絵師さんに不満はないし、厦門さんのブログ読む限り当然の判断だと思うけど。2009/11/03