内容説明
中学生の嘉手納奏は心臓の移植手術を受けるためドイツを訪れたが行方不明に。記憶を失い湖岬の病院に運ばれた奏を迎えにきたのは、アイザックと名乗る若い男だった。日本に戻った奏の家に同居することになったアイザックだが、学校には謎めいた転校生神楽崎が現れる。やがて奏の廻りで不穏な動きが…。「黒い心臓」を授けられた少年の運命が回り始める!新境地サスペンス・ファンタジー。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yourin♪
4
物語はまだ始まったばかりで、謎がいっぱい。この先、どうなるのかしら~?表紙の男の子は奏だよねぇ~、ちょっとイメージが違うけど、かわいいよね~^^2010/04/27
chiwa
2
まだまだ謎がいっぱいでこれからですね。2010/07/31
nyan
2
前半は心臓移植の基礎情報だけど、後半からの追い上げがすごい。隠し事ばかりで、続きが知りたい。2009/12/07
カササギ
1
誰が味方なのか敵なのか、予想が二転三転と覆されて面白く読んでいたのに、突然の特撮ヒーローものに引いた。「着装!」って・・・・・・宇○刑事思い出した。2011/02/02
聖陽ひなた
1
【再読】シリーズが完結したそうなので、通しで読もうかと。唯一、積むことなく読んでた本。あと、『ゲスタァン』も冒頭だけ読んでるせいか、なんとなく世界観とかはわかるんだけど、ケヴァン側とアイザック側とウルテア達、超騎士に「地図にない国」で何があったのか、奏と「黒い心臓」の結末は?続きが気になる。2011/01/08