内容説明
「黒」と呼ばれる国―兄・有純と弟・輝元は異母兄弟だが、王の後継者には弟のほうが据えられていた。ある日、弟の許嫁として異国から城へやって来たエリザベートは、淡くあたたかな水色の瞳と黄金を漉いたような髪、透き通るように白い肌の娘だった…。やがて彼女が次第に惹かれたのは兄・有純のほう。そんな折り、彼女を狙う何者かにふたりは連れ去られてしまう…はたして、国の運命は。
著者等紹介
倉本由布[クラモトユウ]
1967年6月14日、静岡県浜松生まれ。浜松市立高校をへて、共立女子大文芸学部卒業。1984年春、高二のとき、第3回コバルト・ノベル大賞に『サマー・グリーン/夏の終わりに…』が佳作入選、高校生作家としてデビュー
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感想・レビュー
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Natsumi
4
図書館
妃后
1
登場人物達、何度拐われれば気が済むのかと思うくらい、ワンパターンでした。2015/09/04
灯花
0
★★★☆☆2011/04/14
PIPI
0
それなりに、題材はよかったのに。構成が小さくなり過ぎ。それに作者自身があとがきで書いてるが、日本の戦国時代を書くのが面倒なので架空の国にしたという手抜きが随所に現れて、適当につじつまを合わせている。もっと史実に紛れ込ませれば、金髪碧眼の設定も、火器を持っているということも生きてきたのに。2010/07/27
anmi
0
面白そうと思って図書館で借りては見たけれど、あまりそうでもなかったような気がする。ちょっと残念。2018/09/03