内容説明
大石咲良は13歳。あたたかな家族に囲まれて暮らしている。学校でも、陽菜に穂乃香、ふたりの親友と楽しく過ごす幸せな毎日。―と、いうのは虚像。咲良は本当は人間じゃない。はるか昔に犯した罪を問われ、生まれては殺され、また生まれては殺される定めを背負った神なのだ。その「罪」とは「恋」なのに。ただ、恋をしただけだったのに…!「アマテラスの封印」に続く神話ファンタジー。
著者等紹介
倉本由布[クラモトユウ]
1967年6月14日、静岡県浜松生まれ。浜松市立高校をへて、共立女子大文芸学部卒業。1984年春、高二のとき、第3回コバルト・ノベル大賞に『サマー・グリーン/夏の終わりに…』が佳作入選、高校生作家としてデビュー
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