内容説明
ちいさなおうちにひとりですんでいたコレットちゃんはあるひ、どうぶつたちのおかあさんになるときめました。こまっているどうぶつをみつけるたびに、おうちにつれてかえっていたら、ちいさなおうちはどんどんにぎやかになって…どうぶつが大好きなこどもならだれでもやってみたいこと。そのやさしい気もちと、こどもならではの失敗を、あたたかなまなざしで見つめた著者初期の絵本。3歳から。
著者等紹介
セニョーボ,フランソワーズ[セニョーボ,フランソワーズ][Seignobosc,Francoise]
1897~1961年。フランス生まれ。1927年から1935年までフランスの出版社で働く。1937年より、ニューヨークにある出版社スクリブナー社で仕事を始める。ニューヨークヘラルドトリビューン紙賞、ニューヨークタイムズ紙年間絵本賞などを受賞
ないとうりえこ[ナイトウリエコ]
著書に『イギリス童謡の星座』(大日本図書)、編訳書に『ねこねこねこがいっぱい』『ねずみねずみねずみがいっぱい』などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
いろんな動物たちのおかあさんになるコレットちゃんのやさしさに、とてもぬくもりを感じます。 特に弱った動物たちに献身的な姿が、当たり前のように描かれているところに感じ入りました。 でも、コレットちゃんの家に入りきれないこともわかります。 里親になってくれるお友だちを探して行くことも、素晴らしいと思いました。2022/06/03
紅生姜
6
子どもはみんなお母さんが大好きだから、ままごと遊びでもお母さん役が大人気。我が家の娘らも、二人ともお母さん役をやりたがり、結局いつも、お母さんは二人という設定で遊んでいるようです。コレットちゃんみたいに、たくさんの動物たちのお母さんになるのも楽しいですね。2016/01/08
遠い日
4
フランソワーズの絵は、明るくやさしくて好き。お話も、コレットちゃんのやさしさが前面に出て、動物好きな気持ちがよくわかる。どの動物にも、等しく愛を注ぐこと。みんなかわいがること。困った事態も、ちゃんと乗り切る。だって、動物たちの小さいおかあさんだからね。2014/08/01
円舞曲
3
ほのぼの可愛らしい絵とお話。一人ぼっちのコレットちゃんはいろいろな動物のおかあさんになるけれど、増えすぎてしまって……(講座課題)2011/11/11
くろばーちゃん
2
とてもかわいくてモダンな絵本。2022/11/09