内容説明
時は平安。外法師の玉穂のもとに、源頼光の家臣・金時が現れた。頼光の姫君・有花里が鬼にさらわれてしまったのだが、折悪しく、金時の同僚の渡辺綱が、鬼を斬る力を持つ妖刀“髭切”を持ったまま行方不明になっているのだという。玉穂は、有花里を助けるために大江山の鬼・酒呑童子のもとにむかうが、そこで鬼同士の抗争に巻き込まれることに!?特別描き下ろしまんが付き。
著者等紹介
毛利志生子[モウリシウコ]
11月7日生まれ。広島県在住。龍谷大学文学部卒業後、生花の専門学校、トリマー専門学校を卒業。『カナリア・ファイル~金蚕蠱~』で’97年度ロマン大賞を受賞
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感想・レビュー
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Natsumi
4
図書館
punto
0
追記。2005/12/23
PIPI
0
年代が特定されていました。数えではないかとは思いますが、玉穂は、1014年26才とのこと。綱は、18年前に二十歳ぐらいとのことだったので、今38ぐらいか。おおらかだけど、進化していないな。。。名刀、妖刀のたぐいには、いろいろな伝説がつきもの。でも、髭切は行方不明で、不本意ながら命名された「童子切」は実在するとのこと。童子切を確認してみたくなった。2010/05/24
みあ
0
シリーズ4巻目は二振りの太刀が絡む番外編2編とイラストレーターによる漫画を収録。1話目は過去編で主人公と渡辺綱との出会いを描く。2話目は本編と同じ時代、酒呑童子と関わる話。どちらも綱の大らかで気持ちの良い人柄がよく出ているお話でした。2009/01/19