目次
「海を渡った日本人たち」―20世紀初頭、アジアへ、アメリカへ
朝鮮半島「開国の舞台」―辛未洋擾、江華島・黒船の船影再び
霧社事件―なぜタイヤル族は蜂起したのか、侵略に隠された大罪
シベリア出兵と「極東共和国」―日ソの緩衝国家はいかにしてつくられたのか
玉砕の島サイパン悲史―その侵略は500年も前から始まっていた
「マライの虎」と「サヨンの鐘」―英雄伝説はこうして作り出された
「魔都」上海に見た日本帝国主義の幻夢―上海事変はいかにして起こったのか
“美貌と才気”その明と暗の生涯―「東洋のマタハリ」川島芳子の満州帝国
戦地・ありのままの素顔―カメラを手にした兵士と戦場に散った写真と…
「南の満州国」への野望―戦うビルマ鉄道部隊、泰緬鉄道建設と旧日本軍のもくろみ〔ほか〕
著者等紹介
松本逸也[マツモトイツヤ]
1946年、静岡県生まれ。静岡大学卒。69年、朝日新聞入社。編集委員、写真部長などを経て、2000年3月早期退社。同年4月、目白大学教授に就任(マスコミ学・メディア文化論・報道写真論)。03年4月、目白学園中学校高等学校校長(理事)を兼務
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