内容説明
オアシスを離れたコラリーを待っていたのは、砂漠の過酷な環境だった。疲労困憊して眠っている間に、彼女は人買いに売られてしまう。捕まった先でコラリーは、タヌーフ族のファーティマと再会し、〈シュシナック〉が死んだと知らされた。そして、事実を自分で確かめるため、コラリーは脱走を図るが…!?一方、フェリックスはジャバル・アダハルへと急いでいた。そこにコラリーがいると信じて…。
著者等紹介
橘香いくの[タチバナイクノ]
1967年11月4日、福岡県生まれ。福岡女子大学国文科卒。『洞の中の女神』で1994年度上期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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Natsumi
5
図書館
こんこん
3
むしろボナバンのターン。いっそ皿まで、の勢いか、いつになくノリノリで活躍。コラリーは最後まで強し、泥棒さんもそれなりに吹っ切れたし(でも、泥棒家業は辞めないだろうけれど)、大団円、でいいのかな。どう考えたって、この先もまた騒動ばかり巻き起こしそうだけど。2010/06/03
deltazulu
3
捨てられたとショックを受けるフェリックスに爆笑w なんだかんだでおせっかいなボナバンのおかげで、ちゃーんと寄り添えたのはよかったです。笑わせてくれながら温かいコラリー大好き。2009/04/12
ゆず湯
2
コラリーらしいケジメの付け方でした。やっぱりフェリックスが好きだと気づいたコラリーにはグッときました!そのあとの再会も(o^^o)そしてフェリックスの頭のキレは本当にすごいとあらためて実感。シュシナックはいい男なのですが…やっぱりコラリーにはフェリックスです!ボナバンの大活躍にはビックリ(^◇^;)愛すべきキャラといえば彼のことですね。フェリックスのプロポーズ見たかったなぁ。何はともあれ、二人ともいつまでもお幸せに〜!!2014/03/15
dobochon
2
再読。コラリーの愛情の深さには感じ入るばかり。〈シュシナック〉に惹かれつつも「それでもフェリックスじゃないとダメ」て気づくところにはじーんとした。巻き込まれてとはいえ、ずっと二人を見守ってきたボナバンにも拍手。ファーティマが握手してくれてよかった。2012/08/14
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