内容説明
聖に半ば騙され、修学旅行を抜けてきた尚也だが、憤慨しつつも「仕事」をやり遂げた。それから二週間後の日曜日。尚也は遊びに来ていた雪子と湊に、荷物持ちとしてバーゲンに強制連行される。その途中、彼は聖の父親の姿を、テレビ番組を通して知った。そして、その日の夕方、組織から新たな「仕事」の依頼が彼らのもとに送信される。ターゲットは日向野冬吾―聖の父親の秘書であった。
著者等紹介
本沢みなみ[ホンザワミナミ]
1974年4月27日、埼玉県生まれ。実践女子大学文学部卒業。『ゴーイング・マイ・ウェイ』で1994年下期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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