出版社内容情報
次の試合で負ければ解散という危機の山ノ下小学校FC6年1組。チームのために熱血GK・神谷一斗と天才FW・日向純が勝利をめざしてたたかう青春小説! 19歳の新人が描く期待のデビュー作!
河端 朝日[カワバタアサヒ]
著・文・その他
千田 純生[チダジュンセイ]
イラスト
内容説明
負けっぱなしの弱小サッカーチーム、山ノ下小学校FC6年1組。次の試合で負ければ解散というピンチに2人の少年が立ち上がる!仲間を愛する熱血ゴールキーパー・神谷一斗と転校生のクールなストライカー・日向純。クラスメイトだけで結成したたった8人のチームがひとつになって勝利をめざす!思いを胸に負けられない一戦で、試合の終盤におきたキセキは…!?小学中級から。
著者等紹介
河端朝日[カワバタアサヒ]
山梨県出身。『FC6年1組―クラスメイトはチームメイト!一斗と純のキセキの試合』がデビュー作
千田純生[チダジュンセイ]
岩手県出身。代表作に漫画『フィールドの花子さん』、『蹴児‐ケリンジ‐』(ともに講談社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりじまカラス
6
単純におもしろい! 魅力的で好印象のキャラクターたちと、熱い世界観。 見ていてこっちまで熱くなってきます。 敵役のキャラクターがステレオタイプ過ぎるのが難点か。2019/09/25
茶々吉(パーソナリティ千波留)
3
2022年の読書感想文教室の教え子のために読了。 山ノ下小学校の6年1組は代々、クラスメイトだけでサッカーチームを結成している。しかし元々弱くて負けてばかりだった上、選手が足りなくなり、隣町のサッカークラブに合併されそうになる。次の試合で勝てばチームを存続させてもらうことになったが、負け知らずのチームと対戦させられることに。そこに天才ストライカーが転校してきて…。 実際にサッカーをやっている子がこの本で感想文を書いた。サッカーでは個人の能力以上にチームプレーが大切だ、と実感を込めて書いていたのが印象的。2022/07/31
とりじまカラス
1
FC6年1組は弱小のサッカーチーム。 ある時、FC6年1組の解散が決定してしまいますが、メンバーの一斗はチームをなんとか存続させようとし……。 弱小チームが解散を阻止するため、強豪チームと戦う――このシンプルで力強い話作りが実に熱いです。 ただサッカーが上手いメンバーだけでなく、運動神経の鈍いキャラの活躍も描くところがいいですね。 改めて読んでも、実に楽しい作品でした。2020/12/18