出版社内容情報
「人形つかいの力」と「大阪お笑いパワー」で、謎の転校生・又三郎から友だちを救った小梅だが、久しぶりに帰ってきた大阪の様子がおかしいことに気づく。学校から、街から、「笑い」が消えている…!?
内容説明
「人形つかいの力」と「大阪のお笑いパワー」を武器に、謎の転校生・又三郎の陰謀から東京の友だちを救った小梅。12月、親戚の行事に呼ばれ大阪に帰ってきた小梅は、周囲の様子がおかしいことに気づく。クラスの雰囲気はギスギスしているし、テレビのお笑い番組も全然おもしろくないのだ…学校から、街から、笑いが消えている!?小梅は、大阪中の人形たちと力を合わせ、悪と戦うことに…!小学中級から。
著者等紹介
安田依央[ヤスダイオ]
大阪府出身。関西大学法学部政治学科卒業。第23回小説すばる新人賞を受賞、『たぶらかし』(集英社刊)で作家デビュー。作家だけでなく、司法書士、アーティストなど、さまざまな顔を持っている
きろばいと[キロバイト]
愛知県出身。イラストレーター。主にゲームのグラフィックデザイン、キャラクターデザインなどで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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読書国の仮住まい
1
シリーズ2冊目。 12月、小梅は1人で大阪に帰ることに。 おじいちゃんに不思議な力のことを伝えると、本家の祭りに出るように言われたからだ。 踊りに作法を厳しく仕込まれる3週間、前の小学校に通うことになる。 その学校ではお笑いアプリが流行っていた。 しばらくするとみんなの様子がおかしくなってくる。 そして泥人形のような状態となってしまう。 その元凶はやはり又三郎と真穂姫。 本間さんと共に大阪を代表する場所へ向かう。 共に立ち向かってくれたのは力士あめのおっちゃん、ガイコツ野郎、河内家イカ之丞。 濃ゆいな。2023/07/13
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- 和書
- 荒地 岩波文庫