出版社内容情報
現代ドイツを代表する哲学者らの書。生徒が身近な事件をもとに道徳の根本について話し合う。やさしい言葉でするすると頭に入る1冊。
1 いちばんひどい犯罪って何?
2 どんな種類の盗みも同じように人に害を与える?
3 他者を苦しめるのはぜったいだめ?
4 約束することと欺くこと
5 黄金律と敬意
6 連帯──人助けの義務
7 共感と反感
8 罰と責任能力
9 徳と自己決定
10 人生の意味
訳者解説
訳者あとがき
【著者紹介】
Ernst Tugendhat現代ドイツを代表する哲学者。1930年、チェコスロバキア、ブリュンのユダヤ人家庭に生まれる。その後、家族はナチの手を逃れてスイス、次いでベネズエラに移住。戦後、アメリカのスタンフォード大学で学んだ後、1949年、ハイデガーのもとで哲学を研究するためにドイツへ。以後、ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学などドイツで、さらにチリのサンティアゴで、哲学教授を務めた。現在は、ドイツ、テュービンゲン在住。邦訳書には、『論理哲学入門』がある。共著者のA・M・ビクーニャ(Ana M. Vicuna)とC・ロペス(Celso Lopez)は現在、チリの大学で哲学教授を務めている。
内容説明
現代ドイツを代表する哲学者が生徒たちの会話のかたちで、倫理の根本問題を説き明かす。なぜ、人を殺してはいけないのか?善いことと悪いこととを分かつのはどんな原則か?道徳は押し付けられるものではなく、世界がこうあってほしいと私たち自身が望むルールであることを、深くわからせてくれる一冊。
目次
1 いちばんひどい犯罪って何?
2 どんな種類の盗みも同じように人に害を与える?
3 他者を苦しめるのはぜったいだめ?
4 約束することと欺くこと
5 黄金律と敬意
6 連帯―人助けの義務
7 共感と反感
8 罰と責任能力
9 徳と自己決定
10 人生の意味
著者等紹介
トゥーゲントハット,E.[トゥーゲントハット,E.] [Tugendhat,Ernst]
現代ドイツを代表する哲学者。1930年、チェコスロバキア、ブリュンのユダヤ人家庭に生まれる。その後、家族はナチの手を逃れ、スイス、次いでベネズエラに移住。戦後、アメリカのスタンフォード大学で学んだのち、1949年、ハイデガーのもとで哲学を研究するためにドイツへ。以後、ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学などドイツで、さらにチリのサンティアゴで、哲学教授を務めた。現在はドイツ、テュービンゲン在住。現在、チリの大学で哲学教授を務めている
鈴木崇夫[スズキタカオ]
1956年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、清泉女子大学教授。専攻は、ドイツを中心とした西洋近現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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