平凡社新書<br> ぼくたちの倫理学教室

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858013
  • NDC分類 150
  • Cコード C0210

出版社内容情報

現代ドイツを代表する哲学者らの書。生徒が身近な事件をもとに道徳の根本について話し合う。やさしい言葉でするすると頭に入る1冊。

1 いちばんひどい犯罪って何?
2 どんな種類の盗みも同じように人に害を与える?
3 他者を苦しめるのはぜったいだめ?
4 約束することと欺くこと
5 黄金律と敬意
6 連帯──人助けの義務
7 共感と反感
8 罰と責任能力
9 徳と自己決定
10 人生の意味

訳者解説
訳者あとがき

【著者紹介】
Ernst Tugendhat現代ドイツを代表する哲学者。1930年、チェコスロバキア、ブリュンのユダヤ人家庭に生まれる。その後、家族はナチの手を逃れてスイス、次いでベネズエラに移住。戦後、アメリカのスタンフォード大学で学んだ後、1949年、ハイデガーのもとで哲学を研究するためにドイツへ。以後、ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学などドイツで、さらにチリのサンティアゴで、哲学教授を務めた。現在は、ドイツ、テュービンゲン在住。邦訳書には、『論理哲学入門』がある。共著者のA・M・ビクーニャ(Ana M. Vicuna)とC・ロペス(Celso Lopez)は現在、チリの大学で哲学教授を務めている。

内容説明

現代ドイツを代表する哲学者が生徒たちの会話のかたちで、倫理の根本問題を説き明かす。なぜ、人を殺してはいけないのか?善いことと悪いこととを分かつのはどんな原則か?道徳は押し付けられるものではなく、世界がこうあってほしいと私たち自身が望むルールであることを、深くわからせてくれる一冊。

目次

1 いちばんひどい犯罪って何?
2 どんな種類の盗みも同じように人に害を与える?
3 他者を苦しめるのはぜったいだめ?
4 約束することと欺くこと
5 黄金律と敬意
6 連帯―人助けの義務
7 共感と反感
8 罰と責任能力
9 徳と自己決定
10 人生の意味

著者等紹介

トゥーゲントハット,E.[トゥーゲントハット,E.] [Tugendhat,Ernst]
現代ドイツを代表する哲学者。1930年、チェコスロバキア、ブリュンのユダヤ人家庭に生まれる。その後、家族はナチの手を逃れ、スイス、次いでベネズエラに移住。戦後、アメリカのスタンフォード大学で学んだのち、1949年、ハイデガーのもとで哲学を研究するためにドイツへ。以後、ハイデルベルク大学、ベルリン自由大学などドイツで、さらにチリのサンティアゴで、哲学教授を務めた。現在はドイツ、テュービンゲン在住。現在、チリの大学で哲学教授を務めている

鈴木崇夫[スズキタカオ]
1956年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、清泉女子大学教授。専攻は、ドイツを中心とした西洋近現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケディーボーイ

39
英語の教科書のような翻訳のせいか、あまり面白くないなと最初は思っていたが後半になるにつれて内容それ自体に引き込まれた。 日本で道徳と言われるとマイナスイメージが強いが、それは他律の印象が強すぎるせいなのかもしれない。下記のような道徳は現代では考える必要があると強く感じる。 「〜道徳は、「聖人」のように生きることを求めてはいないし、また権威が押しつけてくるものでもありません。人々が社会において共存できるための最低限のルールが道徳的規則であり、そういう規則が存在することを望んでいるのはじつは私たち自身なのだ」2023/03/04

mittsko

7
殺人ではじまり自殺でおわる、少年少女の、家族と先生を巻きこんでの一連の、数日だか数か月だかにわたる、長い長い倫理談義。この独自な思考線をどう特徴づけるべきか、倫理学者じゃないボクにはわからないが、とにかく面白いですよ(*'▽') 小説風文体で、文学好きの少年少女なら日本でも十分受け入れられるはず(訳文で好みは別れそう)。というのも、本書の底本は00年出版のドイツの本。そのドイツ語の本、98年にチリで刊行されたスペイン語の本からの著者改訳。元々、チリの中高生向け倫理の教科書として書かれたもののようなんです2018/07/19

うえ

5
もともとは対話編による倫理学の中高生向けの本。若干、歴史循環論や国家擬人化説を安易に使っているような部分も。生物学的知見や法学的視点は特にない。「私たちはすべての人に対して責任があるわけじゃない」「火事が発生したとき、たまたまその地区の人たちがたくさんその場所に来ていて、助けようと思えば助けることができたという場合だ…事故の場合には、その責任は偶然その場に居合わせた人に移る」この移る、という言葉の意味は何だろうか。責任であれば罪が発生する。法的責任がないならば形而上学的責任の復活という話になるのではないか2017/01/25

のせなーだ

0
学級内で発言するそれぞれ自分の考え、その理由、根拠を納得できるように互いに探る姿勢。この対話こそ教育の場にふさわしい。先生からの押し付けがなく、耳を傾ける対話がある。どうして、なぜから、納得できるように、親子の対話姿勢も理想的だ。道徳的な感情と無関係に道徳的規則を身につけることはできない。自己抑制と羞恥心の重要性こそ道徳教育に必須だな。2017/03/30

Mgumi_Book_List

0
内容は良いのだろうけど、何だか読みにくい文体だった。2017/01/02

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