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集英社みらい文庫
新訳 吸血鬼ドラキュラ・女吸血鬼カーミラ

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  • サイズ B40判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784083211973
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

出版社内容情報

ホラー界の大スター・吸血鬼ドラキュラの新訳がみらい文庫に登場! 小学生にも分かりやすいダイジェスト訳でおとどけします。ドラキュラの作者・ストーカーが影響を受けた「女吸血鬼カーミラ」も収録。

内容説明

ここは、ルーマニアのトランシルヴァニア地方。崖の上にそびえる古い城に住むドラキュラ伯爵は、青白い顔に赤い唇、異様に尖った犬歯と耳をもつ男だった。城に滞在することになったジョナサンは、信じられないほど怖ろしい出来事に遭遇するが…。ホラー界の大傑作が、みらい文庫についに登場!「ドラキュラ」誕生のヒントになったといわれる、美しい女吸血鬼の物語、「女吸血鬼カーミラ」も収録。小学中級から。

著者等紹介

ストーカー,ブラム[ストーカー,ブラム]
1847‐1912年。アイルランド生まれの人気ホラー作家

ファニュ,レ[ファニュ,レ]
1814‐1873年。アイルランド生まれ。怪奇小説を得意とした小説家。1872年に「カーミラ」執筆、後の作家たちに大きな影響を与えたといわれている

長井那智子[ナガイナチコ]
東京都生まれ。青山学院大学卒。エッセイスト、翻訳家

碧風羽[ミドリフウ]
埼玉県出身のイラストレーター。オンラインゲームのイラスト、ライトノベルの挿画など、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
再読。約百十ページで読める『吸血鬼ドラキュラ』(創元推理文庫版なら約五百四十ページ)と約七十ページで読める『吸血鬼カーミラ』(創元推理文庫版なら約百二十ページ)の豪華ダイジェスト版二本立て。表紙の女の子は『吸血鬼ドラキュラ』のミーナ(人妻)であります。ドラキュラ城の三人の女吸血鬼がイラストで勢ぞろいという好待遇なのがポイント高いですが、何といっても七歳の幼女カーミラの破壊力よ! 女性陣は全体にロリっぽいデザインでしたが、『ドラキュラ』のミーナと『カーミラ』のローラが同い歳だったという衝撃の事実に驚愕…… 2022/02/07

狂鳴

1
吸血鬼ドラキュラと吸血鬼カーミラを合わせて一冊にした作品。児童向けにわかりやすく簡略化されている。原典の方は難しそうだなと思ったのでこっちから読んでみた。悪魔城とかハロウィンシーズンになると目にするドラキュラだが、意外なルーツがあって驚いた。グロテスクな描写などは殆どない(あっても吸血くらい)ので子供でも安心して読める2020/12/30

1
吸血鬼小説の2大ビッグネーム、『ドラキュラ』『カーミラ』の贅沢なカップリングであります。児童向けのリライトとはいえ、200ページに満たないページ数にふんだんにイラストもつけて、それぞれ決して短くはない物語を2本立てで収めるという超無茶ぶりなのですが、著者はみごとにそのノルマを達成。吸血鬼小説の古典かつ金字塔と名高い両作ですが、こうして抄訳の形で読むと違いがくっきり浮き彫りに。『ドラキュラ』が冒険活劇路線の元祖なら、『カーミラ』は耽美幻想路線の始祖といったところ。吸血鬼小説のとっかかりにオススメ。星5つ。 2015/12/26

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