出版社内容情報
恐怖のオムニバス! 世界で大人気のシリーズ。
楽しい夏休みのビーチが惨劇の舞台に変わる「血ぬられた砂浜」、家族をのっとった悪魔と少年がひとりで戦う「呪われたオウム」ほか全3話。どれも最悪の結末、最高の恐怖が待っています……。
内容説明
秘密機関“真夜中の図書館”へようこそ。館長のニック・シャドウです。ここは、よりぬきのおそろしい物語を集めた図書館です。今回は、楽しい海辺でのイベントが惨劇に変わる「血ぬられた砂浜」など、三つのお話をご紹介しましょう。ページをめくる勇気と覚悟をご用意いただけましたら、物語の扉を開けてください。最悪の結末、最高の恐怖があなたをお待ちしています…。小学中級から。
著者等紹介
シャドウ,ニック[シャドウ,ニック][Shadow,Nick]
経歴不詳の作家
鮎川晶[アユカワアキラ]
出版・映像翻訳者
一橋真[イチハシマコト]
児童文学の挿し絵で活躍。東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
66
背筋の凍るホラー3篇。これ児童書なのだけど、イギリスで大人気なのだそうだ。読んでみて、アメリカの作品だったら後味良く救われて終わるのだろうなと思った。一番怖かったのは「呪われたオウム」、悪魔が憑いたり、死者を招いたり、ホラーやサスペンスに登場する鳥の話は数多いけれど、オチが半分見えていてもやはり怖い。「血ぬられた砂浜」「見知らぬ人」はまさに悪夢。映像化すると良さそうではあるが、このシリーズの展開に慣れてくると恐怖感より後味の悪さだけになってしまうのが、ちょっと残念なところではあった。2013/05/29
あーさん☆花火大会が迫っています!!
50
挿し絵が怖い本。2019/03/07
イムラ
1
お気に入りの方の書かれたレビューが気になり探していたところ、近所で叩き売りされていて(´Д`)、あるだけ買い占めて子に献本。そして私も読むわけで。日本の怖い話とは違い、オチが‥真っ暗(´Д`) 日本のこーいう手の話には、どこか教訓めいたものが含まれているように思うのですが、これは教訓もなにも、終わってるがな‥!ので読後は暗くなるのだけど、展開がハラハラで夢中になってしまう。おかげで寝不足になりました(笑)2013/07/14
MOMO
1
秘密機関「真夜中の図書館」館長のニック・シャドウが語る、世にも恐ろしい話は、子供を恐怖に陥れます・・子供達は誰もその恐ろしい運命から逃れる事はできません・・ 2011/09/10
meimei
0
最悪の結末が待っていた話でした。