出版社内容情報
ノンストップ・ホラーの名作、復活。
真夜中の図書館の館長、ニック・シャドウが、よりぬきの怖い話を紹介。とってもコワイのに読みだしたら止まらない!! イギリスの大人気ホラーシリーズ!
内容説明
秘密機関“真夜中の図書館”へようこそ。館長のニック・シャドウです。ここは、よりぬきのおそろしい物語を集めた図書館です。そのどれもが、体の芯から凍りつき、ふるえのとまらない内容ばかりです。なにしろ、より品質の高い“恐怖”がつめこまれた、わたくしの自慢の物語ばかりですから…。“最悪の結末”まで、どうぞごゆっくりページをめくってお楽しみください…。小学中級から。
著者等紹介
堂田和美［ドウタカズミ］
大阪大学文学研究科修士課程修了。翻訳家
一橋真［イチハシマコト］
東京生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
69
イギリスで大人気のホラーシリーズということで読んでみた。一応、児童書のジャンルなのだが、こんな救いの無い物語を子どもが読む場合、どんな気持ちで読むのだろう。物語を読んだお子さんの感想文のほうが読んでみたくなってしまった。でも、自分も好きだったな・・と思い出す。考えてみれば北欧の童話にだって救いようの無い哀しい話はいっぱいあるし、この本の中の２番目のスニーカーの話なんて、ちょっと「赤い靴」を思い出したりした。教訓的なことは強く押し付けてこないが、舞台が現代なせいもあり、引き込まれながら一気に読んでしまった。2013/05/29
夜桜キハ
54
不思議な世界観でした。そして、最後は絶望。救いの手もないですね……。未来の電話電波も受信できる少女、意志を持つスニーカー、謎なりんご……。最後にはやっぱりちょっとゾッとしてしまいました。個人的に好きだった（怖かった）のは一日一個のリンゴ。因果応報、自業自得が似合う作品で、不気味でした。ですが、一番怖いのはビル・コール。どちらかというとこれはサイコホラーなのでは……？機会があれば次巻も読んでみようかと思います。児童書でライトですが、ホラー好きにはたまらない面白さ。ただ、図書館要素出てこないのかなあ……（笑）2023/07/06
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
50
これの方が読みやすい。小学４年生から。2019/03/07
玖珠瀬ルカ
5
子供向けの児童書なのに、出てくる子供皆救いがない・・・なんと恐ろしい。しかし、こういうの嫌いじゃないので２巻目も買ってしまったですねぇ～2012/02/29
MOMO
2
これが､アメリカや日本の物語だったら、きっとギリギリ最後に子供たちは助かるんでしょうけど、何せ､イギリスですから・・・・ 2011/06/08
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