出版社内容情報
おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』シリーズ。
2024年からの新紙幣・五千円札の顔はこの女性!
たった6歳で海を渡り、日本初の女子留学生となった津田梅子。アメリカで教育を受けて帰国した梅子は、日本には女性のための学校が必要であることを痛感します。そして「女子英学塾」(現在の津田塾大学)を開校。女性の活躍が難しい明治時代に女性が学ぶ道をきりひらいた梅子の人生を、まんがで楽しく知ることができます。
【本書の特徴】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知れる記事ページも充実!
【もくじより】
登場人物紹介
六歳の留学生
帰ってきた日本
女学校か研究か
女学校誕生
女子英学塾の発展
9つの質問でわかる! 津田梅子ってこんな人
津田梅子年表
もっと知りたい! 津田梅子
内容説明
明治時代のはじまり、6歳の少女が日本初の女子留学生としてアメリカに旅立ちました。その子の名前は津田梅子。アメリカで学校へ行き、日本とは違う文化にふれ、さまざまな場所で活躍する女性たちを知った梅子は、17歳で日本に帰ってきました。しかし帰国した当時の日本は、社会に出て仕事をする女性はまだ少なく、活躍の機会が限られていました。梅子は女性のための学校が必要と考え、理想的な教育をおこなえる学校創設に力を尽くします。そして「女子英学塾」を開校し、女性が学ぶ道をきりひらいたのです。
目次
六歳の留学生
帰ってきた日本
女学校か研究か
女学校誕生
女子英学塾の発展
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
集英社バージョンの梅子さん。娘さんが楽しそうに読みふけっていました。読み終わって「科学者になっても成功してたよね、梅子さん」…そうね、そうかもしれないね。人が道を選んでいく様子って不思議だよなあ…。2022/06/01
活字の旅遊人
33
娘所有本。モーガンによるカエル受精卵研究って、高校生物で必ず出てくる話だと思うのだが、あれに津田梅子が関わっていたとは! 津田塾大学に理学部がない(数学科はあったよね)のがつくづく残念だ。奈良女子大に工学部が出来てニュースになっていたが、津田塾が先に理系学部を独立させていれば面白かったのに。それにしてもこのパワーはすごいな。あの時代に結婚しない選択をさせていたことも含め、父の津田仙氏に興味をもった。2022/02/19
どあら
27
図書館で借りて読了。誰もが知ってる偉人とも繋がりがある方ですね☺️2021/12/23
RX78
27
津田塾大学を作った人というくらいしかしらなかったけど、すごい人だったんだなぁ。英語というより、女性の権利拡大という面ですばらしい功績があった人なんだ。出てくる人がヘレンケラーにナイチンゲールにって、読んでよかった1冊。2021/09/22
biba
12
子供用に借りましたが、私もよく知らなかったので、読んでみました。6歳で渡米って。信じられない。下手すればまだおねしょとかしちゃう年なのでは(梅子は絶対大丈夫だったでしょうけど)。確かに背負っているものが重すぎですが、幼い頃からそれを理解し、周囲が気付いたからこそここまでになったのでしょう。情熱が素晴らしいですし、女子教育をここまで進めてくださったことに感謝でいっぱいです。2024/02/04