目次
母ひとり娘ひとり
リセ・ラマルティーヌ
運命の出会い
詩人と画家の恋
異国の空の下で
パリの流行画家
シュザンヌとともに
手に一輪のバラ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっちゃか
10
こういう伝記漫画、子どもの頃よく読んだな~と懐かしさのあまりパラパラと。マリー・ローランサンというと独特の雰囲気の絵とアポリネールとの関係ぐらいしか知らなかったので、こういう生涯だったのかと興味深く読めました。色々盛ってる部分もあるんだろうけれど、漫画なので人物像がいきいきと伝わってくるのが良かったです。より詳しい伝記も読んでみたくなりました。子ども向けだけれど侮れない(^_^;)2013/04/17
ちい
2
マリー・ローランサン展に行って、彼女の生涯に興味を持った。ローランサンの描く淡く優美な絵は、どれも夢見心地にさせる。だが、なぜか絵の中の女性には、目の輝きがなく、死んだ魚のような目つきに見えた。何故なのか。伝記を読んで、その理由が垣間見えた。戦時中・戦後も、美しいものを求めていたが、現実には、私生活でうまくいかないとことが多く、鬱々として過ごす時期があったようで、その時期の絵は、確かにモデルの女性の目が死んでいる。だが、彼女の天真爛漫で乙女チックな性格は、画風に大きく影響を与えたように思う。2023/09/14
たこい☆きよし
2
千明初美版伝記マンガ、全作読了。こちらも、ヒロインのマリーが幼年から後年までかわいらしい雰囲気で描かれている。5作の中では、『紫式部』とこの『マリー・ローランサン』が特によかった。しかし、マリー・ローランサンが『枕草子』を読んでいた、という脚注にびっくり。紫式部の時代との架け橋が!2018/03/14
river1031
1
不思議な魅力な人だと思う。売れる前に認めてくれる人がいるっていいな。そして何より自分の好きを大事にする事が大切と思う。2022/05/01
二条ママ
1
長女小4。図書館本。独り読み。2020/12/20
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- 和書
- 貧困社会ニッポンの断層