内容説明
レオナルド・ダ・ビンチは、イタリアのルネサンス期を代表する、もっとも有名な芸術家のひとりです。みなさんは『モナ・リザ』や『最後の晩餐』という世界的に有名な絵画をみたり、名前を聞いたことが一度はあるかと思います。その作者がダ・ビンチです。彼の才能は芸術の世界だけでなく、科学の世界でも発輝され、人体や馬の精密な解剖図をつくったり、当時としては画期的だった飛行機やヘリコプターの原型の発明をしたりして、ありとあらゆる分野におよんでいます。
目次
左利きの少年
芸術の都フィレンツェ
ミラノへむかう
母との再会
『最後の晩餐』
ミケランジェロとの対決
万能の天才
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
79
図書館本 実物を前にカエルやらヘビやらぶらんこ状態の死刑囚の死体に…。天才たるものグロに耐性があるのは常識なのですね。ダビンチの絵画をとりあえずネットで検索したのですがブランコ死体の絵画は見つからなかった。あるのであればぜひ見てみたい作品です。2020/06/28
サク
40
天才であり万能の人と言われたレオナルドダビンチだったが、彼の才能を引き出したのは、それを発見し、最初のきっかけを作った親の行動力であったといえる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』が浮かぶ。幼年期レオナルドは算数もラテン語も苦手という『あな』に落ち込んでいた。その『あな』から引き上げたのがレオナルドの絵の才能であった。それを見逃さず親が気づき、ベロッキョのもとに入門させた。後々に起きた華々しい彼の活躍の原点はここにあった。彼を天才と呼ぶのも良い。しかし、私達の子どもたちも何かの天才であることを信じたい。2015/03/16
HIRO1970
33
子供の本を拝借。 こんな天才にも ライバルが居たんですね。2021/11/03
コジターレ
8
今読んでいる本でレオナルド・ダ・ピンチの万能さに触れられていて、まずは入門として本書を読んだ。モナリザや最後の晩餐を描いた人くらいの知識しかなかったが、こんなにも万能な人だったと知って驚いた。設計、解剖、軍事などあらゆることに精通しており、文字通り万能の人だったんだな。彼についてもっと知りたくなった。あと、ルネサンスの時代に活躍した芸術家たちにも興味が湧いた。2020/06/25
景
3
この人もなんか有名な人という認識。解説でレオナルドは筆が遅い上に、構図や絵の具の配合に凝りさらに遅かったと知った。構図を考えるためのスケッチは山ほどしてたみたい。レオナルドを芸術家にしようと思ったお父さんの目がすごい。2016/08/21
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