アジアをゆく
アジャンタとエローラ―インドデカン高原の岩窟寺院と壁画

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  • サイズ A5判/ページ数 117p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784081990085
  • NDC分類 702.25
  • Cコード C0320

内容説明

虎狩りの士官が密林に発見したアジャンタの壁画、灼熱の岩盤を掘り抜いたエローラの巨大な彫刻建築に、インド美術の精髄を見る。豊穣アジアの旅。

目次

アジャンタ石窟寺院(岩盤の下の祠堂―インドの人々は、岩盤の中に祈りと修行の空間を作った;壁画の菩薩―手に蓮華を持つしなやかなポーズの菩薩は、インド絵画の最高傑作;仏伝とジャータカ―さまざまな物語が釈迦の生涯に結びつき、深い意味をもって語られた;本生物語―白象、大猿、ガチョウ、動物のすがたをした釈迦の前生物語 ほか)
エローラ石窟寺院(エローラの石窟寺院群―ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教、インドに生まれた三大宗教の寺院がここにはある;リンガ崇拝―リンガとは生命エネルギーであり、宇宙の象徴でもある;踊るシヴァ―しなやかにリズムをとり、踊るシヴァは、生成変化する世界そのもの;変身するヴィシュヌ―変幻自在なヴィシュヌは、10の化身をもつ ほか)
輪廻転生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

in medio tutissimus ibis.

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付された文はポエム。体裁としては写真の絵画や彫刻についての解説なのだが、所々で筆者の個人的な意見が転がり出てくるので、どこからどこまでが根拠のある話なのかよくわからない。個人的疑問を表出するのはいいが、それを投げっぱなしにして誰に何の得があるのか。コラムなんだか私小説なんだかよくわからない最終章「輪廻転生」もいちいち興味深い話ではあるのだが、そもそもどういう位置づけなのかよくわからないから話半分に見るしかない。写真担当のあとがきには遺跡を破壊してととれる一文があるが大丈夫か? 蝙蝠の糞の採取かもしれんが。2016/04/19

キコ

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インド旅行前の情報収集によい。2010/04/18

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