出版社内容情報
著者が院長を務める「ワイズレディスクリニック」は開院30周年。「幸せの手」と書く幸手市(埼玉県)で、地域の人たちから絶大なる信頼を得て、2万人以上のママ・パパの妊娠・出産・育児をサポートしてきました。初めての妊娠では、わからないことばかりで不安が大きくなりがちですが、そうした負の感情を少しでも解消して、赤ちゃんを迎える幸せを感じてほしい――本書のタイトルには、著者のそんな思いがこめられています。マタニティ生活を上機嫌に過ごすコツや、お産を成功に導くための心得、産後育児を楽しむ方法など、長年ママ・パパたちを支えてきた医師からの応援メッセージは、きっと妊娠・出産・育児を前向きにとらえるきっかけになるはずです。
目次
第1章 お産を「つらくて怖いもの」にしないために(不安があっても「あなたはひとりじゃない」;「エンジョイ」と「エンリッチ」で楽しんで ほか)
第2章 妊娠中のストレスとどうつきあう?(持続する強いストレスには要注意;仲間とつながることの大切さを実感 ほか)
第3章 すこやかなマタニティライフのための生活習慣(バランスよく食べて、しっかりかむのが基本;NG食材は食中毒や感染症予防のため ほか)
第4章 満足のいくお産にするために知っておくべきこと(どんな分娩方法でも、ママと赤ちゃんが無事なら「安産」;お産に100点以下はない! ほか)
第5章 赤ちゃんとの生活を目いっぱい楽しむ方法(「母子同室」でスムーズに育児をスタート;「ゆるっと母乳育児」でいいじゃない ほか)
著者等紹介
瀬川裕史[セガワユウシ]
1958年、福岡県生まれ。子どもは3人。産婦人科の勤務医から開業医となった父の背中を見て育ち、ときに反発しつつも1984年に聖マリアンナ医科大学卒業後、産婦人科の世界に入る。同大学の関連病院や獨協医科大学越谷病院をはじめ、多くの師から学んだものを生かして自分の理想の産婦人科クリニックを立ち上げたいと、1995年にワイズレディスクリニックを開業。クリニックの運営では多くの挫折を味わいながらも、2003年に日本で最初に産婦人科・小児科でISO9001の認証を受ける。クリニックの業務以外に、幸手市医師会会長として学校保健、介護などの地域医療と関わるほか、日本保健医療大学の臨床教授として看護学生の教育実習にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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