出版社内容情報
血糖値が気になる人、糖尿病とはじめて診断された人、糖尿病予備軍の人に向けた食事療法の基本書。「糖尿病実態調査」によれば、糖尿病が強く疑われる人は1000万人、可能性を否定できない人を含めると2050万人と推計されている。厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人となり、前回調査の270万から46万6,000人増えて増加傾向にある。糖尿病になると、血液中のブドウ糖が増えて高血糖の状態が続き、増えすぎたブドウ糖が血管や神経に影響を及ぼす。糖尿病が怖いのは、その影響により、網膜症、腎症、神経障害、脳梗塞、心筋梗塞を引き起こすこと。ただしい食事により血糖値の上昇を防ぎ、病気の進行を食い止める。そのための正しい食事療法の知識、実践、レシピを紹介。
内容説明
面倒な栄養計算はいっさい不要。組み合わせ自由自在300レシピ。
目次
主菜―肉や魚介、卵、大豆製品などを使った献立の要となるおかず(肉料理;魚料理;いか・えび・たこ・貝料理;卵料理;豆腐料理;豆腐以外の大豆製品料理)
副菜―ビタミンや食物繊維たっぷりの野菜中心のおかず(煮物;炒め物;サラダ;あえ物;酢の物;マリネ;副菜として扱う汁物)
もう一品―野菜類の量が足りないときに追加する小さなおかず(おひたし;あえ物;酢の物;漬け物;煮物;サラダ;蒸し物;その他)
著者等紹介
吉田美香[ヨシダミカ]
管理栄養士。日本糖尿病療養指導士。1996年、服部栄養専門学校卒業後、食材の宅配会社に勤務し、メニュー開発や糖尿病食の献立作成に従事。その後、医療・健康情報の提供や医療施設での栄養指導に携わるなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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