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内容説明
暴動を起こしかけたウ・ヨーリ教徒を見た王家は、リョウの影響力を利用するために、ヘンリー王子の婚約者となるように命令した。魔法使い以外の人間を人間とも思わないゲス王子との婚約に不安を抱いたリョウだったが、家畜扱いが逆に幸いして貞操の危機を脱することに。そしてリョウは、婚約者としての立場を使って、たくましく活動し始める。国政に口が出せるように評議会入りを目指すのだが、非魔法使いの立場は微妙なもので、もどかしい日々を送る。そんな中、とうとうヘンリーとの婚約式の日が訪れる。美しいドレスで着飾り民衆の前に立つと、集まった人々は歓喜の声をあげて大騒ぎ。その様子を見て、やはり家畜だと見下すヘンリーに、彼らも同じ人間なのだと諭すのだが―。
著者等紹介
唐澤和希[カラサワカズキ]
『転生少女の履歴書』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるとも
9
アラン…… いやほんっとどうにかなって…2022/10/13
なつきネコ@たくさんの本に囲まれてご満悦な化け猫
6
ポエムがヒドい。アランの傷の深さには同情する。虫ネタから食べるネタ。センスも絶望的。しかし、リョウも可愛そうだよな。やはり、乙女の夢だけど、相手がヒドいよな。相手も家畜扱いだし、ゲスリーは王子も相変わらず。カインさまの登場回数も多くてリョウも癒やしになるかな。しかし、暗躍しらしたアレク。これからどうなるか、楽しみだ。 2020/10/13
はる
6
王宮編なんやかんやでヘンリー王子の婚約者になってしまって…のぞまない婚約をした中でも強かに今できることをやろうとしてるリョウがすごいわ、冒頭のアランのポエムが気持ち悪い、王族がクセが強すぎる、最後不味そうな展開にまってたな続きが気になります。面白かったです2019/12/12
alleine05
5
婚約者王宮生活編。今回は思ったよりも大きな動きはなかったなという印象。いや細かいところを見ていけばいろいろ動きはあったのだけど、印象としてはそれほど大きくは動かなかったというか。特に生物魔法に関しては王族に近づいたことでもっと進展があるのかと思ったらそうでもなくてちょっと残念。でも過去の王のあの日記の内容は気になる。とりあえず当面の最大の問題は剣聖の騎士団のようだけど、魔物や魔法の謎があかされる時も楽しみ。2019/12/05
sion
5
アランが辛い…一気に大人っぽくなってるし、ゲスリーのゲスットのと家畜談義がね。まさかの婚約者だし。親分が殺しにかかってるのは本当かもそれない。2019/12/03