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出版社内容情報
強面騎士と小さな姫様が辺境開拓! 街道整備に温泉掘削!? 魔力も恋の力もチート級!? な甘いラブコメディ第2弾!
翠川稜[ミドリカワリョウ]
著・文・その他
赤井てら[アカイテラ]
イラスト
内容説明
帝国の第六皇女ヴィクトリアと、屈強な強面騎士アレクシスの婚約発表は成功に終わり、二人は新しく辺境領を治めることになっていた。「何もないところなんだから、何でも作っていい」とワクワクするヴィクトリアは侍女のアメリアの提案も入れつつ、どんどん開拓計画を進めていく。しかし一方で、隣国から留学しているイザベラ王女の暴走は続いていた。一国の王女である自分を差し置いて、子供にしか見えないヴィクトリアばかりチヤホヤされる現状は屈辱そのもの。苛立つイザベラのもとに、イザベラに熱を上げる男、シュレマー子爵が現れて…。
著者等紹介
翠川稜[ミドリカワリョウ]
東京都出身。2007年5月にオリジナル小説サイト「foolishness」を開設し、恋愛系、青春系の小説を創作。『第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
屈強な強面騎士アレクシスの婚約発表は成功に終わり、辺境領に向かう準備を始める帝国の第六皇女ヴィクトリア。一方で隣国から留学してきたイザベラ王女のふるまいが思わぬ自体を引き起こす第二弾。相変わらず君主に仕える騎士みたいなアレクシスですけど、何だかんだで黒騎士様大好きなヴィクトリアを大切に思ってるみたいで、何だかんだでいい夫婦になりそうな二人ですね。やる気満々の第六皇女様が大活躍で辺境領は早々に凄いことになりそうな予感も。イザベラ王女は周囲に恵まれなかった感もありますが、今回のことが転機になればいいですね。 2018/12/28
真白優樹
10
婚約も終わり、アレクシスとヴィクトリアが辺境の開拓を始める中、イザベラに恋する貴族が騒動を起こす今巻。―――一から始める開拓史、可能性は無限大。 主従に見えて実は仲良し、お似合いな二人。そんな二人と本質的には孤独、高慢故に盲目なイザベラの対比が印象的な今巻。類まれなる才能で次々と無限の可能性を開拓するヴィクトリア。彼女の皇女たるが故の力が道を開き、事態を把握させられたイザベラは諭され、道を示される。対照的な二人がそれぞれの道を進む中、冬のバラを守る黒き獅子の領はどう発展するのか。 無論次巻も楽しみである。2019/01/01
フジ
6
◎いよいよヴィクトリアが新領地に向かいますが、その道中魔獣や賊に襲われたり、賊には黒幕がいたりと、穏やかにはいきませんね。そしてやはりヴィクトリアの膨大な魔力と、為政者としての思考は素敵です。そんなヴィクトリアの他優秀な姉妹を持った、マルグリットの苦悩が印象的でしたね。2019/01/10
むさ
5
皇女殿下がかわいくて少女漫画してるけど豪快に為政者しててめっちゃ好きなんだよなぁ。 その代わり後のことは些事だ!と言わんばかりに具体的なアクションはチート無双w 次巻も楽しみです。2019/01/18
水無月冬弥
4
#ラノベ チート内政ものであり、そっちも面白いのですが恋になるとチョロイン&アホの娘っぽいところが大好きです。でも、黒騎士はただの保護者みたいな感情が主なところがにんともかんとも。はやくデレないかなあ。イザベラに関してはいい落とし所かな、これいじょうざまあにはならないだろうし。2019/09/04