最強女性脳外科医 神メンタルの作り方

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最強女性脳外科医 神メンタルの作り方

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074357499
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C2047

内容説明

女はダメと言われても、気にしない。手術室から追い出されても、辞めません。しぶといですから―男社会という逆風においても「女医だから、できることがあるはずだ」と常に患者目線に立ち続けてきたゴッドマザーの、嘘をつかない生き方。

目次

第1章 一瞬のミスが命取りになるからプレッシャーの中で失敗しないため、たんたんとやっていること(人生に細かな計画を立てない―先のことは思い通りにならないから、その日暮らしで大いにけっこう;目の前のことに徹する―緊急用件で仕事のペースが乱れても、今、この瞬間に集中するだけ ほか)
第2章 どんなにつらくても、必ず道は開けると信じているから脳神経外科医の腕を磨くため、ガンガンとやってきたこと(誠実さを忘れない―献身的に働く父の姿を見て、医師になろうと決意;女性でも人生は自力で切り開く―教職者として働く母の姿に、自立する女性の素晴らしさを知る ほか)
第3章 いいことも悪いことも、包み隠さず伝えたいから患者さんの心の窓を開くため、コツコツとやり続けていること(名刺に携帯電話番号を載せる―患者さんやご家族は、不安でいっぱい。だから、24時間いつでも連絡オッケーでいる;朝7時からの散歩で患者さんと交流―起床は朝4時半、出勤は6時。毎日、7時前から患者さんと一緒に散歩と体操 ほか)
第4章 有能な女医が辞めていくのは、あまりにも惜しいから女医が働きやすくなるため、もくもくとやり続けていること(とにかく好きなことをやりなさい―外科系を志す女子医大生へ。心配するのは、1~2年生までで十分;大事だと思うことが、ふたつある―得意分野をもつこと、そして、上司に期待される存在になること ほか)

著者等紹介

加藤庸子[カトウヨウコ]
くも膜下出血を未然に防ぐ「クリッピング術」のスペシャリストで、女性脳外科医では世界一と言われる手術数3,000例以上を誇る。1952年、愛知県生まれ。1978年、愛知医科大学医学部卒業。2006年、藤田医科大学(当時・藤田保健衛生大学)医学部脳神経外科で日本初の女性教授となり、2012年には日本脳神経外科学会で初の女性理事に選出される。女性医師が長く働ける環境づくりに奔走する傍ら、発展途上国への医療支援にも力を注いでいる。現在、藤田医科大学ばんたね病院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mukimi

68
女医にロールモデルは少ない。加藤先生は独身で仕事に全てを捧げられており結婚育児を並行する女医のロールモデルではないがその行動力,強い意志,女性ならではの優しさは全女医の背中を押すと思う。患者やその家族と「公明正大に」付き合うこと、患者の気持ちに向き合う労は惜しまないこと、医師として忘れてはならない。男性医師から女医はきついと言われても踏ん張ってさらに逞しくならざるを得ない現状に葛藤があったが、男尊女卑の時代を淡々と戦ってこられた加藤先生に勇気をもらった。患者との朝の散歩は本当に凄い…おごるべからず。2019/09/28

にゃんた

19
そもそも最強女性脳外科医とか言われること自体が男社会の医学の世界での女性の生きづらさだと思うのだけど、その中で上り詰めていったこの先生はすごいということになるんだろう。だからなんだか勢いのあるすごい本をイメージしていたら、いたって普通のゆるい感じに仕上がっているのが不思議だった。神メンタルとか言ってもどんな世界でも普通に自分のできることをすると言うのが大切ということ。ただこれでもかこれでもかと言う圧を感じるパワーの内容を読みたかったと言う気持ちは隠しきれない。医師に対する憧れと刷り込みのせいだろうか。2019/05/17

PAO

16
「どんなに罵倒されても、決してふてくされない。見栄を張らない。嘘をつかない。諦めず別の方法を考えて対処する」…一見当たり前のことの様ですが、それを普通のこととしてやり続けることはどれほど大変なことでしょうか。女性に対する差別が厳しい脳外科医の世界で生きてきたことを淡々と綴っていますが、その苦労たるやいかほどのこのだったのでしょう。でも、それの底には常に「患者ファースト」の心があるのでしょう。先生の様に「頑固さは脆さにつながる。その日暮らしで大いに結構。十分満足しています」といえる域に達したいものですね。2019/06/04

やまとさくら

6
林修氏の対談番組で知りました◎医師になるまでの道のりや毎日の過ごし方、医療に対する熱意◎【平常心】【患者さんの笑顔】【最大限の努力】の言葉が何度も出てきました◎女性だから、と 患者さんや先輩医師から拒否されながらも【ただ平常心で、そのときの自分にできる「最大限の仕事」をやり続けてきただけ】◎今では自身の事だけでなく【女性医師が働きやすい環境づくりに力を注ぐ】【途上国の脳外科医療支援の活動】異世界のヒトでありながら、患者さんにとっては距離の近い存在。2022/11/23

5
最近よく行くLIFE2F。先のことは思い通りにならないからその日暮らしで大いに結構、という人生に細かな計画を立てないことから書かれている。自分の能力を客観的に評価して身の丈を知って自然体でいることが大事だら、メリハリをつけることや女医だからできることを探すなど、なるべく男社会の壁を乗り越えることへのメンタル作りが書かれている。2019/05/05

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