出版社内容情報
わが子が、最近増えている「しつけのなっていない大人」にならないために、親としていまできることはなんなのかがわかる1冊。
内容説明
いま「しつけ」という言葉だけでなく「しつけ」自体も存在感が薄れてきている。気がつけば、子どもはもとより、若い世代から大人にまで「しつけの喪失」というべき現象が蔓延しつつある。そんな状況を脱するためには、しつけの基本、目的をはっきりと認識する必要がある。年代に合わせた「しつけ」で生きる力をとり戻そう!
目次
第1章 絶滅しつつある「しつけ」(身だしなみもしない女子大生;現代的な危機から子どもを守れない「しつけ本」;「ゆとり」「ケータイ」「俗悪番組」のせい?;「不躾」な大人もふえている)
第2章 どうして「しつけ」をするのか(日本古来のリスクマネジメント;江戸しぐさは「思いやり」から生まれたのではない;就職に必要なコミュニケーション能力も)
第3章 しつけは子どもだけのものか(幼児期には生命と健康を守る;学童期には社会性をはぐくむ;学生時代には常識を身につける;「しつけ」はいつまで可能か)
第4章 いつから、誰が、どうやって?(生まれたときから始まる「しつけ」;「しつけ」は誰がしてもいい;動物だって子どもをしつける)
第5章 生きる力をつける「しつけ学」(子どもの周りには危険がいっぱい;子どもたちの事件と事故の対策;精神論に頼らずに科学的に;どうしたら子どものハートに届くか)
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
医学博士。新渡戸文化短期大学名誉学長。1945年東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒。米セントルイスのワシントン大学でバイオ研究に取り組み、遺伝子研究が専門。ニューヨーク科学アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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