「しつけ」はどこに消えた?―子ども、若者だけでなくいい大人も!

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「しつけ」はどこに消えた?―子ども、若者だけでなくいい大人も!

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784074124701
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0077

出版社内容情報

わが子が、最近増えている「しつけのなっていない大人」にならないために、親としていまできることはなんなのかがわかる1冊。

内容説明

いま「しつけ」という言葉だけでなく「しつけ」自体も存在感が薄れてきている。気がつけば、子どもはもとより、若い世代から大人にまで「しつけの喪失」というべき現象が蔓延しつつある。そんな状況を脱するためには、しつけの基本、目的をはっきりと認識する必要がある。年代に合わせた「しつけ」で生きる力をとり戻そう!

目次

第1章 絶滅しつつある「しつけ」(身だしなみもしない女子大生;現代的な危機から子どもを守れない「しつけ本」;「ゆとり」「ケータイ」「俗悪番組」のせい?;「不躾」な大人もふえている)
第2章 どうして「しつけ」をするのか(日本古来のリスクマネジメント;江戸しぐさは「思いやり」から生まれたのではない;就職に必要なコミュニケーション能力も)
第3章 しつけは子どもだけのものか(幼児期には生命と健康を守る;学童期には社会性をはぐくむ;学生時代には常識を身につける;「しつけ」はいつまで可能か)
第4章 いつから、誰が、どうやって?(生まれたときから始まる「しつけ」;「しつけ」は誰がしてもいい;動物だって子どもをしつける)
第5章 生きる力をつける「しつけ学」(子どもの周りには危険がいっぱい;子どもたちの事件と事故の対策;精神論に頼らずに科学的に;どうしたら子どものハートに届くか)

著者等紹介

中原英臣[ナカハラヒデオミ]
医学博士。新渡戸文化短期大学名誉学長。1945年東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒。米セントルイスのワシントン大学でバイオ研究に取り組み、遺伝子研究が専門。ニューヨーク科学アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

6
しつけはもともと「礼儀・作法」をいい、リスク回避のための行動を指南すること。他人に迷惑を掛けないとかそういった抽象的なことではない。子どもに対するしつけとは、「危険を回避する」「健康で長生きする」「社会に適応する」ことが大事である。2015/08/13

Humbaba

2
自分のことだけを考えるのではなくて、相手がどのように思うかを創造した上で行動する。一つ一つはそれほど大したことでなかったとしても、相手に与える影響は決して小さくない。長じてからであれば面と向かって非難されることはなくなるだろうが、それによりもっと大きなものを失っている可能性が高い。2015/09/05

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