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出版社内容情報
大人気ファンタジー第5弾! 人間と魔物が対立!? 裕次郎の運命はいかに…?
内容説明
ヴィアシー治療のために薬の材料を求め遠出した裕次郎たち。その道中、深淵の森へ向かうハインドと遭遇し、吸血鬼の長と会えないかと頼まれ承諾する。長からキットレーゼが元気でいることを知らされ、吸血鬼をはじめとした魔物との協定を提案される。裕次郎が村に帰って話し合いをし、前向きな返答をしようと決まった直後、人間たちが姿を見せる。国からの提案はとても受け入れられるものではなかった。その上、セリエが人間に害されてしまう。これで、国側との間に決定的な溝が生まれる。人間との確執、魔物との協定。人間社会から離れた裕次郎に、さらなる事件が襲いかかるのだった。
著者等紹介
赤雪トナ[アカユキトナ]
『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
44
薬作りに必要な素材を探しに出かけたり、他の魔物達との交流を深めて村の発展に貢献したり、突如空中に浮かぶ島にワープさせられたりと、色々盛り沢山の巻でした。他の魔物達への薬や野菜等の輸出や、魔法の指導を行ったりしながら、「深淵の森」での暮らしを満喫していく裕次郎達が良かった。セリエやマカベルも裕次郎への愛情をさらに深めていき、彼の存在が必要不可欠になっている様子がよく伝わってきました。裕次郎達に敗れて帰還した勇者一行が魔王について調査を行い、自分達が行った事が過ちであった事を認めた場面が個人的に良かったです。2017/02/18
セイ
3
想像と違うように話が進み、それがとても面白いです。ユージローは自分の近しい人たちのことだけ考えて動いているけど、もっと大きな範囲で影響を及ぼして、悪くない方向に物事が進んでいて気持ちいいです。勇者が考えを改められる人で良かったです。 次が最終巻かな?楽しみです。2019/04/30
takave
3
カラーイラスト見てるとまるでハーレム物と勘違いしそうになるな!2015/11/03
HOSHIZUKI, Yusuke
2
ちょっと間が空いて直前の話を忘れてた... 人間との戦争の後処理と、交渉、協定の話。あと、勇者がダマされてることに気付いて反省してたのが印象的。2016/01/16
左耳
2
勇者、王に不信を持つ。2015/11/12