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出版社内容情報
オリコン“本”ランキング・ラノベ文庫部門で1位獲得。注目の第3弾は異世界を旅する二人に数々のトラブルが降りかかる。
内容説明
裕次郎とセリエはのんびりと観光することに決めて、ヘプシミンに戻ることにした。無管理地帯を越えて、花で有名な町に到着した二人は、町長や貴族が腕利きの薬師を求めて人を集めていることを知る。裕次郎はそれをスルーするが、裕次郎の顔を知る者が、町長に裕次郎の正体を明かしてしまう。町を後にする裕次郎たちだったが、トラブルに巻き込まれ、足止めを食っている間に、裕次郎を探していた貴族の使いに追いつかれてしまう。裕次郎は渋々貴族の家に向かい、貴族の長男を治療する。いくつかのアクシデントに遭遇しながらも、旅を楽しむ二人。だが危機は想像もしていない形で迫ろうとしていた―。
著者等紹介
赤雪トナ[アカユキトナ]
『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
11
権力者に嵌められて指名手配された裕次郎が魔物の住み着いている森に逃げ込み、そこで定住する第3巻。森に生活していく中で裕次郎の作る薬で魔物の傷や病気が治り魔物から親しまれていく過程が良かったです。そしてやっぱりセリエが可愛い!こういうヒロインが理想的で素敵です。次巻も楽しみです。2016/12/02
左耳
3
貴族嫌いから、もう魔物とかのほうがマシという状況になって、魔王ちゃんに懐かれたりとか、人間と敵対する流れなのだろうか?薬師なのにw2015/06/09
春
3
いいねいいね。こつこつと生活基盤と地位を築き上げていく感じが読んでて楽しい。web版は既読だけど続きを読むのが楽しみに思えてきた2015/06/05
Abercrombie
2
○ ドッコイ生きてた〈群れる影犬〉の策謀により国を逐われた主人公一行。かつて助けたバグズノイドに誘われて、無管理地帯にある森でゴブリンや狐の魔物たちとの共同生活を送ることになる。この描写が妙に楽しい。そして、主人公の前に遂に魔王がやってきた。2018/04/25
eucalmelon
2
群れる影犬の陰謀で逃げることになるとは、なかなかにうまくいかないものだ。とは言え、非管理地帯に住めるようになったのは良かった。自分の知識や才能で周りの諸々を助け、助けられて生きるという生き方はいいと思う。勇者は、話もせずに魔王を襲ったが雄次郎は助けた。先入観や柵(しがらみ)に囚われてしまうとろくでもないことをしてしまうということか?予言の言葉が気になるが、今は魔王はただの子供だ。2017/09/06